『管理者研修』 (321) 「分かり易い話とするために 意識したい4ポイント」
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寺子屋ラッキー
おはようございます。話はコトバ以外に音調および語調並びに態度(表情・姿勢・動作・
服装)から成り立っていることは、これまでにも例を挙げ繰り返しお話してきました。
したがって、文字の羅列であるブログでご理解いただけるとは思いません.。
それでも日頃「統制の限界」を超える部下指導に当たる多忙な管理者の多少でも参考にして頂けるよう焦点を絞って申し上げます。
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ビジネスにおいて、話を分かりやすく伝えることに意識を向けることは大切なことです。伝えやすい話し方を身につけると、部下とのコミュニケーションや上層部へのプレゼンテーションあるいは会議・OJTなど色々な場面で良い結果に繋がります。分かりやすく話すということは難しいように思えますが、下記の四つのポイントを意識することだけでも伝わりやすい話しにすることができます。
ただし繰り返しになりますが、結婚披露宴などでのスピーチでは与えられた時間内に納めるのは当然として話の目的から「生きた話」とするための創意工夫が必要でしょう。
1.結論から話すようにする
結論(結果)から先に話すことで相手に話す内容が伝わり易いと言われます。実際には
意識していても結論を先に述べる話し方は思いのほか難しいものです。しかし、会議・説
明会・報告会・発表会など限られた時間で話す場面では、意識して結論から話すように工
夫することも大切です。
2.簡潔に要領良く必要な情報だけを話す
人に何かを説明したり伝えたりしている時に、話が本題からそれてしまうことはありま
せんか?
多くの情報を相手に伝えようとしすぎて重要な情報が埋もれてしまい、結果として伝え
たいことが上手く伝わらなくなる場合があります。本当に話したいことを伝えるために重
要な情報はどれかということを意識して、簡潔に要領良く話すよう心掛けることも時には
必要でしょう。
3.話す速さや間の取り方を考える
話す速さは聞く相手に合わせることも大切です。しかし、常に同じ速さで喋るより話す
スピードを変えてみたり、間を取ったりすることで伝わり方は変わってきます。
例えば、重要な話をする前後には意識して間を取るようにする。あるいは大事な部分を
ゆっくり話すようにすることで、相手の理解度は格段に上がります。話をする際には重要
な部分を際立たせることがポイントになります。
4.一文を短くする
分かりやすく話すためには、ビジネス文書と同じく一文を短くすることが効果的です。
一文を短くすることで次の文を話す前に間を置きやすくなるため、相手も聞きやすく感じ
ることができます。一文が長いかどうかはスピーチ実習をしていただければその改善点を
把握できるものです。
しかし、実際には自分では分かりにくいと思います。普段自分が一文をどの程度の長さ
で喋っているのかに意識を向けてみることも無駄にはならないと思います。スマホを活用
するなどして<時間との対応>でお考えください。
では、また。ありがとうございました。
❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント
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