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皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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『話し方研修』  (295) 「少しだけ意識すれば 分かり易い話となる」

                           【書庫変更 加筆修正補充】

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寺子屋ラッキー


 おはようございます。話はコトバ以外に音調および語調・口調並びに態度(表情・姿勢・動作・服装)から成り立っていることは、これまでにも例を挙げ繰り返しお話してきました。
 したがって、文字の羅列であるブログで毎回採り上げるテーマをご理解いただけるとは思いません.。それでも日頃「統制の限界」を超える部下の指導に当たる多忙な管理者の多少でも参考にして頂けるよう焦点を絞って申し上げています。
.
 ビジネスにおいて、話を分かりやすく伝えることに意識を向けることは大切なことです。伝えやすい話し方を身につけると、部下とのコミュニケーションや上層部へのプレゼンテーションあるいは会議・OJTなど色々な場面で良い結果に繋がります。分かりやすく話すということは難しいように思えますが、下記の四つのポイントを意識するだけでも伝わりやすい話しにすることができます。
 ただし繰り返しになりますが、結婚披露宴などでのスピーチでは与えられた時間内に納めるのは当然として話の目的から「生きた話」とするための創意工夫が必要でしょう。


1.結論から話すようにする
   結論(結果)から先に話すことで相手に話す内容が伝わり易いと言われます。実際に

 は意識していても結論を先に述べる話し方は思いのほか難しいものです。しかし、会議・

 説明会・報告会・発表会など限られた時間内で話す場面では、意識して結論から話すよう

 に工夫することも大切です。


2.簡潔に要領良く必要な情報だけを話す
   人に何かを説明したり伝えたりしている時に、話が本題からそれてしまうことはあり

 ませんか?
  多くの情報を相手に伝えようとしすぎて重要な情報が埋もれてしまい、結果として伝え
 たいことが上手く伝わらなくなる場合があります。本当に話したいことを伝えるために重
 要な情報はどれかということを意識して、簡潔に要領良く話すよう心掛けることも時には
 必要
でしょう。


3.話す速さや間の取り方を考える
   話す速さは聞く相手に合わせることも大切です。しかし、常に同じ速さで喋るより話

 すスピードを変えてみたり、間を取ったりすることで伝わり方は変わってきます。
  例えば、重要な話をする前後には意識して間を取るようにする。あるいは大事な部分を
 ゆっくり話すようにすることで、相手の理解度は格段に上がります。話をする際には重要
 な部分を際立たせることがポイントになります。


4.一文を短くする
     分かりやすく話すためには、ビジネス文書と同じく一文を短くすることが効果的で

   す。一文を短くすることで次の文を話す前に間を置きやすくなるため、相手も聞きやすく

   感じることができます。一文が長いかどうかはスピーチ実習をしていただければその改善

 点を把握できるものです。
  しかし、実際には自分では分かりにくいと思います。普段自分が一文をどの程度の長さ
 で喋っているのかに意識を向けてみることも無駄にはならないと思います。

  意識するのは実際には簡単なこととは思いませんが、スマホを活用するなどして<時間

 との対応をお考えください。


 では、また週明けに。ありがとうございました。



❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』  (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」)
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