社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (180) 「花・草木は太陽(明るい方)に顔を向ける」

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 こんにちは。突然ですが、あなたは<美人・麗人・佳人>の違いをご存知でしょうか?
 「麗人」と言えば、宝塚歌劇団の男装の麗人が想起されるものの、それぞれの言葉の遣い分けとなると、「意味付け」は〝とんと〟分かりません。世界の3大美人に挙げられるクレオパトラ・楊貴妃・小野小町にしても大きないびきをかくこともあれば、トイレで便秘に悩まされ唸っていたこともあったでしょう。社長さん、部課長さんと同じ人間ですから。
 そのように考えるとこの先詳述する大勢を前にしてのスピーチでの『アガリ克服法』のヒントになります。


 仮に、女性への褒め言葉として遣うとなると、いかにも言葉の抽象度が高過ぎます。それよりも容姿とか性格の良い点だけでなく、アクセサリー・バッグ・洋服などの拡張自我の『事実』を認めときには褒めるなど、言葉に出すことで相手の認識欲求に応えることも大切なことです。


 さらに言えば、できれば本人さえも気付いていない点を言葉にして伝えることが、殊のほか肝要なことであり、職場マネジメントに当たる管理者にも共通して言えることだと考えます。とにかく、女性でも男性でもどのような印象を与えているかは、話と同じく「相手が決める」ことです。


 ところで、昭和時代には電柱に貼られたポスターに「ホステスさん求めます!! 明るい女性の方」と書いてあるのを見かけたものです。おそらく現在のネット広告でも、「美人の方」とは書いていないでしょう。それは、何故か?


 そもそも、「明るい」とはどのようなことを指しているのでしょう。ヒントは、花・草木は明るい方向(太陽)に向くということを思い出して下さい。


 先ずは、性格が明るいということでしょう。そりゃそうでしょう。安サラリーマンがやり繰りして日頃の憂(う)さを晴らすため、下心なくホステスさんに楽しませてもらう目的でバーやクラブへ行くのに暗い感じのホステスさんに応対され高いお金を払ってまで逆に客が気を遣ったのでは間尺に合いません。コロナ禍とは全く関係なかった昭和当時の馬鹿な話で恐縮です。


 次には、声の明るさもあります。その点、いつの頃でも新人教育では、『明るい挨拶をしよう』と指導されてきたと思います。


 でも、どうなんでしょう? 明るいというのが「声の出し方」だけだとすると、生まれつきの〝ハスキーボイス〟は良いでしょう。ですが、男女とも声帯に起因することから、お世辞にも〝魅力的〟とは言えない「だみ声」の持ち主は、どうしたらいいのでしょう。<訓練>だけで容易に治せるとは思えません。
 では、「悪声」の方にとっては、〝悲観〟すべきことでしょうか?


 「否」です。次に示す広義の『態度』で十分カバーできるだけでなくセールスポイントにもなります。ここで、話の構成要素を式で表してみましょう。


  ◎ 話=言葉+音律(音調・語調)+態度(表情・姿勢・動作・服装)から成り立っています。つまり、声は、話の構成要素の一つです。


 それよりもビジネスパーソンは先ずは「仕事ありき」です。指示(命令)・報告・説明・説得・忠告・感化・会話など話の目的達成の仕方を考えることが肝要なことです。欲を言えば、時には相手に<好感を与える>話し方などに意を用いることも必要なことでしょう。


 そのようなことから普通オフィスでは、<緊急時・非常時>以外で馬鹿でかい声は〝浮いた感じ〟がし『新人教育』と同じくやがて周囲に合わせるようにようになります。
 ただし、職種柄求められるであろう組織(自衛隊・警察署・消防署  etc.)を始め、不安全行為が災害に繋がりかねない建設現場などは別です。


 「おぃ、松木。今なんの話をしていると思ってるんだ。専務からの特命事項だぞ! 地声とはいえ少しは声を落とせよ。場を考えろ、場を  ‼」と、上司から注意をされることもあるでしょう。
 反対に、蚊の鳴くような小さな声は、自信無げで頼りなく見えるという前に、聞き取りにくく困ります。おそらく、ご自身も気付いていると思います。内気な性格だからだと済ませずに、〝意識〟して多少なりとも声を張るようにしたいものです。


 なお、話し方における声には強い声と大きな声とがありますが同じではありません。職場リーダーは時には「強い声」が必要になることもあります。関心のある方はその違いと使い方を書籍などを参考にして、各自で研究なさってみて下さい。


 では、昼休みをおくつろぎ下さい。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師 『人材教育研究所』(過去と未来は「鉄の扉」。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼)




『社員教育』 (116) 「資格取得は生涯設計の観点から 限られたお金と時間を投資しよう」

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 こんにちは。『自己啓発』という言葉には、かつて世間を震撼させた事件が想起されるためか、どうも〝胡散臭い〟印象を与えるようです。辞書の定義は別として自己啓発の目的は人様々であり<知識・技術(技能)・態度>のいずれかを高める自助努力とそのプロセスであり机上の勉強だけに限りません。「働き方改革」が問われる時代、できれば本人にとっての必要性と会社(組織)にとっての必要性が統合されるのが理想です。


 ときに社員研修に伴うトラブルはレアケースですが、入社に際しての労働条件通知書あるいは退職に伴うトラブルはしばしば見聞きします。あなたは労働基準法を始めとするサラリーマンが知っておきたい法律をどの程度ご存知ですか? 


 仮に退職するとしてハローワークへ求職の申し込みして認定され雇用保険失業手当(給付金)を受給する所定給付日数・一日当たりの失業手当を調べたことがおありでしょうか。あるいは老後の資金源となるやはり保険である厚生年金の受給資格要件等についても然りです。現在将来とも労務担当職とは関係ないとしても、時間があるときにお酒を飲みながら大雑把でも書籍・ネットで調べてみることをお奨めします。


 なぜ突然このようなことを書き出したかと申しますと、某テレビ局の衆議院選挙結果速報で60歳過ぎの当確者の中に「社会保険労務士」試験に3回挑戦して4回目に取得した方がいたからです。画面の左下に紹介される当確者の写真・名前に併記され小さく4行で簡単に表示されていたので、番組を見ていても気付いた方は少なかったでしょう。


 難度からいえば司法試験とは比較にならないとは言え人気ある国家資格の一つです。択一式試験だけでなく幅広く関連知識が問われる筆記試験をそれぞれ6割クリアーすることを勘案すると、家庭教師はないとして通学・通信あるいは独学でいずれにしても粘り強い挑戦意欲の高い方ではないかと思えました。


 コロナ禍で人手不足の業種がある昨今、働く意欲があれば本来必要とされる職務関連の民間資格を所持せず職務未経験でも雇用される職種はあります。秋に入り来年3月にかけて国家資格取得試験が毎月予定されています。資格・検定試験ばやりの昨今、目標を持ち受験(検)することは良いことだと考えます。
 その場合は上述したように、生涯設計を含む本人にとっての必要性と会社にとっての必要性とを総合勘案することも肝要なことです。


 その点、ライフワーク・趣味の領域で自己研鑽する人を資格マニアとして揶揄(やゆ)するのを聞くことがあるがそのようなことはありません。仕事をキチンとこなしていれば「大きなお世話」です。昔から『芸は身を助く』と言います。長い人生どこかで役に立つものです。
 ただし、限られた<時間・お金>を投資しての『自己啓発』は、知名度・実績共に無い当該指導機関内だけにしか通用しない資格(検定)では、ご本人が承知していれば別として、会社にせっかくの自己研鑽努力が認められないことはあります。


 当該資格取得に費やした時間だけは受講費用と異なり働いても永遠に取り戻せません。したがって、先ずは会社から自己啓発の奨励・援助の対象として評価されるような試験内容かどうかを事前調査しておくことも必要でしょう。
 例えば、数ある民間資格でも3日間受講すれば誰でも取れる資格は世間的評価が高いとは思えません。それよりも日本商工会議所主催の簿記検定1級のように合格者は税理士試験の簿記論を免除されるような難度は高くても世間に通用する権威ある資格取得がこのご時世を勘案すると望ましいように思えます。


 最後に、先日お金と時間をかけ3年間家庭を犠牲にして資格取得した50代の女性の話を聞く機会がありました。小企業に採用されたが職務経験が無いため年齢制限で正社員になれないと嘆いていました。資格取得までの啓発意欲は評価するものの、こうしたことは超難関試験は別として昭和の御代からあることで今に始まったことではありません。


 「一回限りの人生」です。これからもどのような資格取得で「何を知っているか」よりも「何が出来るか」の実践力に焦点を当て<生涯設計>に照らし合わせて『自己啓発』に取り組む姿勢が大切だと考えます。働く傍ら子育ておよび家事に追われかつ副業に取り組まざる得ない方もおいでで<終身雇用>が保証されていない現在ムリな注文でしょうか?


 では、お休みで蓄えたエナジーをベースに明日からも業務活動にお励み下さい。今回も遊びにおいで頂きありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう‼」)


『話し方教育』 (179) 「時間内に 必要なことを 整理して話せることも ビジネス能力」(※)書庫変更のため再投稿

【2020年09月25日投稿分】(書庫・タイトル変更、加筆修正再投稿)


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 こんにちは。終業時刻間際に失礼します。次はある会社での出来事です。


 その会社の部課長以上の定期人事異動発令は、毎年10月1日であった。9月末を控え経理部の月次定例部内会議が開催された。経理部は五つの課から構成されていたが、筆頭課の経理課長はあいにく当日出張していたため、係長が代理出席した。その日は珍しくオブザーバーとして、経理部所管取締役が出席した。


 部長の伝達事項と各課からの報告が一通り済むと、普段はこれで終わるのが慣例であった。ただ、その日は異例で、取締役から各課長へ報告内容について一人10分ずつの意見が順次求められた。代理出席した当該係長も例外ではなかった。


 指名された係長は立ち上がったものの、緊張していたことと人前での話が不得手ということもあり、話の内容が要領を得ぬまま時間だけが過ぎ着席した。会議終了後、参加メンバーが退席しヒッソリとした会議室には、取締役と営業部長だけが残った。取締役は立ったまま部長に話しかけた。


 「今チョットいいかね? 今日は中間管理者が日頃考えている忌憚のない発言を久しぶりに直接聴けて頼もしく感じたよ。ただネ、君の部からの秋の異動候補者名簿の中に、今日代理出席していた係長の名前があったよナ。彼は部内若手の『指導・育成』に熱心なだけでなく、フロー計算書を含む財務諸表など会社の数字にも詳しく税務監査にも対応してきた。事務系の〝技術屋〟とも思えることがこれまでにもしばしばあり感心している。


 今回君の部では課長候補として彼を出してきたが、異動予定先は当社では歴代社長を数多く輩出してきた屈指の名門大型支店だ。部下の数だけでなく組合支部交渉を始め営業所指導など所管業務も増える。加えて新型コロナ禍で経営環境が依然厳しいご時世だ。さっきの話しを聞いていて、この時期課長のポストを任せて果たして大丈夫だろうか? 
 人事に情は不要だ。『可愛い子には旅をさせよ』と言うが、それでも彼が仕事と人間性に問題ないだけに、『贔屓の引き倒し』でせっかくの異動で彼を潰してしまっては惜しい気がしてネ。


 最終評定者としての君が、筆頭課長佐藤君の『補佐役』としての彼の能力を認めて転出させたい気持ちは良く分かる。
 でも、どうなんだろう? もう少し様子を見た方がいいように私には思えてね。あくまでもさっきの彼の話を聴いていての〝所感〟だ。


 入社年次からみても彼はまだ若い。同期トップで係長に選抜された彼の将来性を考えた場合、どこか本社スタッフ他部門の係長職をあと一職位でも経験させ、「ゼネラリスト」としてのビジネス能力をさらに勉強させてからでも遅くはないと思うがね。全社的視点に立って一連の育成計画を実施する人事部長の考えもあるだろう。来週末の支店課長以上の異動稟議書社長決裁前に、今日のことを踏まえて念のため人事部長とも話し合ってみてくれないか。結果はともかくあとは君に任せるよ。


 まぁ普段の彼の仕事ぶりを見て一番良く知っているのは君と課長だから、ここへ来て余計なことを言ったかもしれん。気を悪くしないでくれ。じゃー失敬」
 取締役はメタルフレームのメガネ越しに笑みを浮かべて言うと、踵(きびす)を返し部屋から出て行った。一人残った部長は思案気な顔でブラインドを開け夕日に映える窓外へ目をやった。


 あなたもご存知のとおり、故事・ことわざに『人間万事塞翁が馬』があります。
 でも、どうなんでしょう? 「たかが話し されど話し」です。仮に担当業務には知悉(ちしつ)していても、人前で話すのが〝不得手〟というだけで『サラリーマン人生』が変わるとしたら、一考の余地があると考えます。


 話上手と口達者とは違います。余計なことを言うことは慎むべき場合も当然あります。それでも「必要なことを 必要なときに 必要なだけ」、与えられた時間内に話せることもサラリーマンにとっては大切な『ビジネス能力』だと思えますが、上役・下役・ご同役のあなたのお考えはいかがでしょう?


 では、今日も一日お疲れ様でした。良い週末を! ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


『話し方教育』 (178) 「説得・交渉を有利に導くには 誠実・熱意に加え若干の技能も参考に」(その2)

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 こんにちは。一週間経つのは早いものです。前回記事(8/13)本文最後で次の通り記載しました。
 ・・・ ですから、一応相手の意見に賛成しておいてから反撃に移るのが『定石』です。この話し方に「応酬話法」があり「一歩後退二歩前進」の戦術です。


 次に挙げる反対を受けたときの「応酬話法」の基本形は、セールスパーソンの常識になっています。しかし、あなたがセールスマンではなくても誰かを説得しなければならないこともおありでしょう。依頼・交渉の場に臨む時には、これらの話法のパターンを覚えてご自分なりにアレンジしておくと便利かもしれません。
 但し、敵もさるもの引っ搔くしてもの、応酬話法を心得ていて逆襲してくるかもしれません。そのようなことから併せて「逆応酬話法」も研究しておきたいものです。


 応酬話法の実際はそれだけで1冊の本として出版されています。ご参考までに説得話法の視点から三つに絞って申し上げます。


 第一は、「切り替えし型」です。
 相手の反対意見を叩きつけないで、一応相手の意見に同意するような〝ポーズ〟をとってから切り替えしていく話法です。<一歩退却二歩前進>のやりかたです。
 これは、「イエス&バット式」といわれる話法です。イエスで受けておいてバット(が、しかし)で切り返す。


 「なるほど。おっしゃるとおりです。そこまでは気がつきませんでした。よく分かりました」と一歩退いてから「ですが、こういう点からも是非お考えいただけませんでしょうか?」と切り返す。
 「ハィおっしゃるとおりです。私もそう考えないわけではありません。ある条件の下でなら課長のお考えどおりです」と一歩退いてから、「ですが、こういう見方はいかがなものでしょうか?」と切り返す。


 第二は「イエス・イフ式」と呼ばれる話法です。イエスと受けておいてイフ(もし・・・・・・ならば)と切り返す。例えば、自動車を売り込む場合を想定し例示します。
 「小型の新車をどうしても買う必要がないとおっしゃる。確かにおっしゃるとおりかもしれません。もし、これが大型車で値段も高くガソリンも多く使い維持費が高くつく車なら躊躇なさるのもごもっともでございます。がしかし・・・・・・」


 第三は、「逆転型」です。相手の断り文句をそのまま利用して逆の効果を狙う話法です。
 「予算がないことくらいは、君も分かっていることだろう。とても現状では認められないね」と言われてもすかさず「ハイッおっしゃるとおりです。ですが、無いようであるのがお金です」


 情報洪水の時代です。あなたが応酬話法に関心があれば、あとはご自分で書籍・ネット等で研究なさってみて下さい。AI分析による応酬話法の情報があるかもしれません。
 ただし、コロコロ変わる心を持った「自尊心の塊」である人間が相手ですから、なかなか思うようにはいかないものですが・・・・・・。


 昔から『花を持たせて実を取る』と言われます。折衝や交渉事の場合でも、議論をして相手をねじ伏せるとスカッと爽やかで気持ちがいいものです。しかし、得々としていてはいけないでしょう。あるべき姿は『心理説得』です。


 グローバル化の時代、社内用語が英語に統一されている企業もあります。そのためか外国語習得には熱心だが「話が上手い」と「口が上手い」を同義語と考え、「松木さんは口が上手いですね」と面と向かって笑顔で言われ返答に窮したことがあります。


 企業規模の大小、業種業態を問わずどこの会社にもトップセールスパーソンがおいでです。セールスマンが自社商(製)品知識に知悉していても顧客応対で上手な言葉で流暢に話しているとは限りません。
 訥々とした話し方でも誠実な熱意ある態度で応対することからお客様に可愛がられ業績向上に貢献している社員はレアケースではありません。見習いたいものです。


 テレワークにしても本日勤務の方はお疲れ様です。限られた要員で運用されている職場は夏休みをシフトして取っていることでしょう。そのため正規非正規の別なくオールスターメンバーが出揃うのは来週以降になると拝察します。残留組の方は顧客サービスが低下しないよう頑張って下さい。


 では、週明けからのエナジーを蓄えるためにも良い週末を。よろしければまた遊びにお越し下さい。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


『話し方教育』 (101) 「人間関係維持のため 相手に応じた 古人の教え(知恵)」(その2)

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 おはようございます。ここで注意すべき話題としては<政治・宗教・思想>の三つを挙げ、更に「上司の悪口」を加え機会があれば申し上げてきました。
 その他人前での避けたい話題としては、古人の教え(知恵)ともいえる「短歌」があります。それは『われ 仏 隣の宝 嫁姑(よめしゅうと) 天下の戦(いくさ) ことの善悪』です。


 バックグラウンドは変わっても古い短歌と決め付けず参考にする点があると考えます。以下現代風にアレンジした説明を付してご紹介します。


(われ)・・・・・・・・・・昔から「自慢高慢馬鹿のうち」と言われるが、前に申し上げた通り自
         分のこと、特に自慢話ばかり話す人は相手から嫌われ敬遠されるとい
         うことです。


(仏)・・・・・・・・・・・・同じ「宗教」の信者同士なら共感を覚えても、そうでないと違和感を持
         たれます。したがって、「思想(信念)」に関する話題も避けた方が賢
         明でしょう。


(隣の宝)・・・・・・・・これは親しい人の金銭・財産については口にしないということです。
         「うちの先輩はお茶一杯おごってくれない」から〝ガメツイ・ケ
         チ〟だということもこの中に入ってきます。


(嫁 姑)・・・・・・・・嫁と姑は所詮赤の他人です。お互いがついつい隣近所で愚痴をこぼす
         話は、高度成長期には掃いて捨てる程あったものです。
          これが職場では対象が上役・下役・ご同役、つまり上司・部下・同僚
         へと変り、居酒屋での酒の肴(さかな)となることがある。おそらくか
         つてはパブ(Pub)あるいはバー(Bar)など立場に応じて場所を飲み
         分けていた英国人でも同じでしょう。
          ですが、このような人についての話は、内容次第では回り回って〝尾
         ひれ〟が付くと厄介です。当人の耳に入り「遺恨」に繋がらないとも限
         りません。気をつけたいものです。


(天下の戦)・・・・・・これは今でいえば「政治」のことです。宗教と同じく<信念>の問題
         です。迂闊に批判するととんでもないことになります。


(ことの善悪)・・・・心理学者によれば、人は理性が20%で感情80%だそうです。常に心理
         が揺れ動く複雑な生き物です。企業にパラダイムがあるのと同じく人
         は十人十色、人それぞれの価値観も違います。安易に批判するのは問
         題を生じます。
          それ以外でも、傷害事件にまでなったニュースを聞くと、プロ野球
         など広い意味での「勝負事」も含まれると、個人的には考えます。
         
 では、雇用形態が多様化している職場でも無意識で人の心を傷つける「言葉遣い」には留意して業務にお励み下さい。お越しいただきありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)