『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (213) 「学校では教えない <連絡・相談>の留意点」

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寺子屋ラッキー


 おはようございます。〝組織の血管〟ともいえる職場コミュニケーションにおける<報・連・相>が提唱され40年が経過します。報告はその仕方および管理者としての受け方を投稿済みです。ここでは「連絡」、「相談」について以下実践面からのポイントを申し上げます。
  
1.連絡は密に


(1) 連絡とは、関係部署やお客様への伝達であり、横の「報告」ともいえます。タイミ
   ングを逃さず、5W3Hを使って簡潔に要領よく、関係者へ知らせましょう。


(2) 協力いただいた人への結果連絡はできれば〝遅滞なく〟忘れずにする。無神経な人
   には分からないことでもデリケートな人もいます。これを怠ると、以後コミュニケー
        ション面(含む人間関係)で齟齬をきたすことはいくらでもあることです。油断大
   敵‼  気を付けたいものです。


(3) 担当者が不在で伝言する場合は、取り次いだ人が忙しくてうっかり忘れることがあ
   るあるものです。後から電話で当人へ確認する手間を惜しまないことです。


(4) 連絡を確実に行うためには、電話・メールを適宜適切に使い分けましょう。


(5) ただ、メールは受取人が見落とすことがないとはいえない。また用件によっては、
   メールではこちらの気持ちが伝わりにくいこともあります。念のため電話をするか、
   場合によっては相手先へ足を運ぶことも必要でしょう。【注】社内外を問わず。


2.相談はより良いコミュニケーションづくりの場


(1) 仕事は独断で進めると問題が生じることがあります。仕事だけでなく困った時に
   は一人で悩まず、進んで上司・先輩に相談し助言を得ましょう。


(2) あなたの「態度」が良ければ、上司・先輩は快くあなたの話を聞いて、アドバイス
   してくれると思います。この時注意したいのは、親しい気持ちは良いのですが、馴れ
   馴れしい、それも偉そうな態度は嫌われます。
    委託化が進む現在、ごく例外とは言え非正規社員の中にはこの違いを知らず、顧
   客・利用者として腹立たしい思いをさせられることがあります。


   でも、どうなのでしょう? これはスピーチにおける『態度の重要性』で申し上げた
  ことですが、所属組織を笠に着る『虎の威を借りる狐』だけの話ではありません。
   日頃職場での「承認欲求」が満たされないことからくる「内面的態度」が無意識の
  内に「外面的態度」となって表れていることもあるものです。


   分かってはいても器量の小さい当方は「何をほざくか!片腹痛い。傍若無人は 断
  じて許さん‼」と、許容できない性分は未だに治りません。


(3) 命令の与え方の一つに「相談型」があることは、例を挙げて既述しました。職場で
  は報告がないと相手はないがしろにされたと誤解・曲解を生じやすいものです。
   相談するということは、相手を〝認めている〟ことであり、上司・先輩および部下・
  下・後輩とのより良いコミュニケーションづくりの機会ともなります。


(4) 上司・先輩も忙しい時には、ゆっくり話を聞けない場合もあります。「今、お手空
   きですか?」と一声かけて、まずは相手の都合を確かめてからにしましょう。これが
   <職場のマナー>というものであり、お客さまに対しても必要な「心配り」です。


 正規・非正規に加え雇用形態が多様化している現在、相談パターンを上手に使い分けるよう日頃から管理者は、『部下指導』に当たりたいものです。管理者の責務であるOJTは、アウトソーシングだけでなくM&Aが深く静かに潜航していることを勘案しても、所属組織の存続・発展のためには肝要なことだといえましょう。


 明日からは大型連休前半戦が始まります。〝アナビバ〟を探すだけでなく外出せずに巣ごもりして、今月再度紹介した研修用DVDを鑑賞し動画テレビサイトで好みのジャンルの講演会をジックリ視聴してはいかがでしょう。加えてVRゴーグルで360度の仮想世界を体験すれば右脳が刺激され、文字通り「視野の拡大」が図られ『創造力発揮』の一助になると考えます。


 では、どうか貴重なGWを有意義にお過ごしください。ご覧頂きありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』  (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」)
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