社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員教育』 (97) 「働き方改革が問われる時代 有意義な会社生活を送る 職業理念とは」 (その2)

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 おはようございます。


 私たちの生き方には二通りあります。一つは生存であり、もう一つは生活です。生存とはただ何となく生きている態度です。それに対して生活とは読んで字の如くイキイキと生きることです。働く目的が単に生存するためだけとしたら、それは悲劇です。
 反対に働くことが生き生きと活動的・創造的に生きるための手段であれば、その人は非常に幸せです。


 ところが世間には単に生存しているとしか思えない人もいるように見受けます。こういう人はおそらく所属組織に対する貢献度が高くはないでしょう。生存するだけの意欲しかない人に創造的活動を期待できないからです。「悪貨は良貨を駆逐する」要因ともなりかねません。


 人間は金銭的、物質的な報酬ももちろん必要でありそれを求めています。しかし、世の中には生活を十分に維持できるだけのお金があっても働きたいという人がいます。それは既に申し上げた通り次のような欲求があるからです。


 〇 精神的な充実感を得たい
 〇 健康的な生活を送りたい
 〇 人から認めてもらいたい
 〇 自尊心を満たしたい
 〇 社会に貢献したい(追加)


 などの精神的報酬(欲求)も非常に強く求めているということです。これは生き生きとした生活を送りたい人に共通した心理だと言えましょう。


 イギリスの社会心理学者ジェボンズは「労働はサラリーを得るために止むを得ず耐え忍ぶ肉体的、心理的苦痛である」と言っている。ところがゴーリキーは「仕事が楽しみなら人生は楽園だ。仕事が義務ならこの世は闇だ」と言っている。


 仕事とは賃金を得るためにやむなく働く苦難の場であると考えるか否か。それはその人の自由です。ただ、どちらの考え方が本当に<生きがい>のある生活ができるか、ということはハッキリと答えがでていると思います。あなたはどちらを選びますか。そして、実際は? 


 職業理念は抽象的ではあっても無用ではなく、行動に駆り立てる<パワーの源>です。
 ですからあなたもこうした人間の心理を正しく理解し、『人はパンのみに生きるにあらず』ということを信念として持ち、その<信念>に従って仕事をしたいものです。また、部下・後輩にも同様のことを理解させて頂きたいと思います。
 以上、期始めから「部下・後輩指導のヒント」としてシリーズで申し上げてきました。ここまでご覧頂きありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』(「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)