『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (211) 「とかくこの世はままならず 耐性の涵養を」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。ここでのテーマは過保護な家庭環境をはじめとして本人の育成歴などからくる<心の問題>への対処方法です。一言でいうと自力解決する「精神の強靭さ」が求められます。獅子は千尋の谷へ子を落とすの譬えがあるように、過保護扱いせずに時には突き放すことも必要でしょう。
 ただし、部下指導では「権限委任」と同じく、管理者は口を出さずに目を離さない姿勢が大事なことです。


 ここで申し上げたいことは、『すまじきものは宮仕え』という言葉があるように業務上の悩みや不満は誰にでもあることです。管理監督者も含めむしろ当然のことです。
 したがって、悩みや不満は決して悲観するものではありません、また悪いものでもないのです。それに押しつぶされたときに最悪悲劇となります。 


 それでも障害要因を克服する精神の持ち主であれば、それはむしろ<生きがい>を生み出す材料になるのです。問題は本人の考え方がどうであるかということです。問題から〝逃避〟していては<人生落伍者の道>を辿ることにもなりかねません。


 心理学者のアルフレッド・アドラーは「人間の最も驚くべき特性の一つはマイナスをプラスに変える力があるということだ」と言っている。マイナスをプラスに転換すること、それは欲求不満に打ちひしがれることではなく、それに挑戦し問題を解決することに他ならないのです。


 情報豊富なご時世、『克己心』の醸成方法はスマホを活用すれば費用をかけず自身に適した手法を入手できるでしょう。さらに自己の問題解決には、スマホだけでなく国内外の書籍を読むことで『考える』ことを習慣付けることが大切だと思います。


 どうかあなたも不満があれば退社といった短絡的衝動行動に走らず、その不満に挑戦しマイナスをプラスに転換する『努力』をしてほしいものです。併せて人生航路で〝漂流〟しないよう今一度<生涯設計>を明確にすることをお勧めします。
 その上で目標に向け、昭和一世がオイルショックを切り抜けたのと同じくアフターコロナのインフレの荒波を乗り越えるよう頑張っていただきたいと思います。


 では、今週もお元気で。ありがとうございました。



【参 考】 👉 「ヨガの有名なことば」 Ⅰ.I imagine it (私は想像する)
                     Ⅱ.I think it (私はそう思う)
                     ⅲ.I believe it (私はそう信ずる)
                               Ⅳ.I live it (私はその通りになる)
 


❒ 社員研修講師『人材教育研究所』  (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」
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