社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』  (126) 「ビジネスパーソンにとっての 合理化の是非」(その2)

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 こんにちは。連休初日をいかがお過ごしでしょうか。勤務に当たっている方はお疲れ様です。


 さて、私たち人間の〝心〟は、まことに弱いものです。自己の言動の合理化について前回を振り返りながら、さらに考えていきたいと思います。


 組織人は課せられた責任を果たせなかったり目標を達成できなかったり、あるいは何かで失敗したりした時になかなかそのことを素直に認めるということをしたがらないものです。
 何故ならそれを認めるということは、業績評定に響くことを懸念する前に、自分の能力の低さを認めることになるため耐えられないのです。また、自己の内に不思議と沸き起こるあの厄介な「プライド」が許しません。


 そのような時、人は何かと口実を設けることで自分の精神的な苦痛から逃れます。
 つまり、「自己保身」を図ることが、普通の人間の<心理>です。こうしたことは職場でも見かけることでしょう。例えば、


 〇 自分の能力が低いのは俺(あたし)の責任ではない。会社や上司が教えてくれないか
  らだ。
 〇 他社のセールスマンに負けるのは会社が新商(製)品開発に着手しないからだ。
 〇 自己啓発できないのは時間や自己投資のお金がないからだ。


 など、あれこれと合理化する人もいます。


 しかし、このような合理化は反対したいものです。こうしたことで何か自分の本心をごまかす(合理化する)ことで気持ちを静めあるいは安定させるということは、ある意味では〝心の慰め〟になるでしょう。ですがそれは一時の気休めにはなっても決して『問題解決』にはなりません。


 とは言っても人間です。自分を守るための「弁解」が自然と出てくるのは、いかんともしがたいものです。こうしたことはどこの職場にもあることではないでしょうか。
 問題は他人のせいにしたり非難したりするような態度を取る人がどこの世界にも昔からいることです。


 ですから何はともあれ陳謝する人なら許せても、終始言い訳する人は相手から「見苦しいぞ ‼」と受け取られ、却って悪い印象を与えることがあります。プロビジネスマンを目指すのであればできれば避けたい「態度」であり気を付けたいものだと考えます。
 社内事情を伺えない部外者には個々のケースの詳細は分かりません。仮に釈明すべき点があれば、時間をおき機会を改めることも必要でしょう。


 つまり私が申し上げる『合理化反対』とは、仕事の面や人間関係など色々な場面で一々「言い訳」がましいことや「弁解」をして責任のなすりあいや責任逃れをするような態度をとらないようにしようということです。


 言い訳も時によりけりとはいえ、こうした<合理化>は〝できれば〟しないで済ませたいものです。また、「人を動かす」スキルは、こうした<人の本性>を理解してこそ<技能>となることを念頭に置く必要があると考えます。加えてより良い『職場風土』を形成するためにも職場リーダーは、マネジメント活動に当たって頂きたいと思います。(続く)


 飛び石連休はホームステイを余儀なくされている現在、自由な時間を捻出できると思えます。この時期秋以降実施される国家資格取得を目指して独学であるいはオンラインセミナーを受講されている方もおいででしょう。
 それだけでなくサラリーマンが混迷の時代を心身共に逞しく生き抜くためには自分なりの『3R』<Relaxation><Rest><Recreation>の仕方をこの機会に研究してみてはいかがでしょう。それにはネットを活用して日本古来の呼吸法、メンタルトレーニング法も参考にすることをお勧めします。


 では、祝日をおくつろぎ下さい。ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)