社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員教育』 (77) 「上司・先輩からの注意は プラス思考で受け取ろう」

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 こんにちは。『大家(おおや)と言えば親も同然 店子(たなご)と言えば子も同然』と言われた当時、「アタシャ、あら探しと言われても朝のゴミ出しをはじめ毎日人様に注意するのが三度の飯より好きでしてネ~」といった面倒見の良い〝小言幸兵衛〟がいたと聞いたたことがある。
 反面、「俺(あたし)は人に注意するのは苦手だけど、人から注意されるのが好きだナ」といった方は、おそらくおいでにならないでしょう。


 古来『過ぎたるは及ばざるが如し』と言います。昭和時代の職場では、業務指導に熱心(性格?)なあまり「任せたと言ったそばから口を出し」と陰口を叩かれた管理者がいたことも確かです。
 <部下育成>を目途に仕事を委任したとしても「箸の上げ下ろし」まで注意し過ぎると、部下のやる気が削がれ〝自律性〟のある社員は育ちません。前回も管理者研修で申し上げた通り、それだけに『注意』を与えることは中々難しいことです。ここでは社員教育の視点から申し上げます。


 ときに、生徒・学生時代を振り返ってみて下さい。当時あなたの先生・親友は本気になって注意してくれたのではないでしょうか。それと同じで、職場で注意されるのは、上司あるいは先輩があなたに期待しているからです。どうでもよい人には、特に広い意味での<OJT>の一つである「生活指導面」では、注意はおろか忠告さえしてくれません。怨まれるだけ損でありアホらしいからで、至極当然のことです。


 その証拠に、親は自分の子は良くなってほしいから叱る(実際には怒る)ことがあっても、他人の子は気がついてはいても注意しません。注意されない人間は、仮に「ゼネラリスト候補者」として採用されていたとしても、見放された人間であり〝孤独〟とも言えます。
 性別・学歴を問わず言われるうちが「花」です。注意されたことを感謝しましょう。その場合の留意点を以下箇条書きします。


 1.上司の注意は言い訳(合理化)をせずに、先ずは素直な態度で受けましょう。


 2.自分の間違いや失敗に気づいた時は自分の方から先ず詫びる。次に、ビジネスサイク
  ルを回し何故そうなったかの原因を事実に基づき確かめる。その上で今後の自分として
  はどうしたらよいかの対策を考え率直に告げましょう。
  「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。何故間違ったか(失敗したか)を反省
  し、今後このようなことのないよう気を付けます。すみませんでした」


 3.時には先輩が注意してくれることもあるでしょう。そうした場合〝誰が〟言ってるか
  ではなく、〝何を〟注意されているかに耳を傾け、素直に聞きましょう。


 4.自分の言い分は、注意が終わってから正直に簡潔に話します。


 5.人に間違えは付き物とは言え、責任を回避したり言い訳ばかりしたりて屁(へ)理
  屈をこねない事です。


 6.そうは言っても人間ですから、自分を守ろうと意識するのは当然のことで理解できま
  す。ですが、感情的になったり強がりを言ったりして、開き直らないことです。
   自信喪失になり仕事(問題)から「逃避」する姿勢では<耐性の涵養>は図れませ
  ん。
   そうでないと学歴を問わず、この先業務上大きな障害が立ちはだかると〝挫折〟しな
  いとも限りません。サラリーマン人生の<落伍者の道>を辿るようになっては最悪で
  す。


    よろしいですか。ここで大切なことは、決して不貞腐れないことです。心理学で七
  つに分けられた『欲求不満行動』のいずれかを取ると周囲が迷惑するだけでなくご自身
  が損をします。
   不快になったら〝やけ糞〟にならず腹の中で「😝」と長い舌をペロッと出してその
  場を済ませ、後で冷静になってからゆっくり反省しましょう。


 上司・先輩のあなたは、これまでの経験からしてどのようにお考えになりますか? 昼休みに入りましたので今回はここまでとします。


 では、今日は冬至のゆず湯です。これからは日が徐々に長くなります。『春の来ない冬はない』。「雪の2・26事件」があった2月を過ぎれば目に見えない自然の力が働き春がきます。
 応仁の乱の時代から度々流行ったチフス・ペストなどの疫病を乗り越え、黄熱病ワクチンの開発者「野口英世」博士をはじめ江戸時代の蘭方医など多くの医学者を輩出してきた『誇り高き日本民族』です。
 過酷な医療現場を筆頭に関係者のご努力にも応えらるよう感染防止に留意し「心身共に逞しく」明日に向かってLET'S GO  ‼  ご覧いただきありがとうございました。


  「注意される時は頭を下げろ! 注意が頭の上を超す」(松木 錠)



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼ 」)