社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (107) 「人(部下)の本性を理解し チームとしての総合力を発揮しよう」

研修講師

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 こんにちは。成人の日も済み正月気分が抜けたとはいえ、組織によっては戦場のような職場もあると拝察します。


 さて、ご存知の方も多いかと思いますが、ハーバート大学教授ロバート・カッツ教授によればマネジメントに必要とされるスキル(能力)として次の三つを挙げている。
 第一が、業務遂行能力としての専門的知識・技能(Technical・Skill)
 第二が、人間理解力としての人間関係処理能力(Human・Skill)
 第三が、意思決定などに必要とされる総合判断能力(Conceptual・Skill)です。
 これらの能力は、ウエイトは違うものの<トップ・ミドル・ロワー>それぞれのマネジメント活動に必要なものです。


 経営資源には<人>をはじめ物・金・時間・情報・技術などがあります。これらの中で人だけが、『潜在能力』の発揮度による個人差はあるが、唯一「価値」が変わる(伸びる)ものです。
 入社してからは、ビジネスマナー、ビジネス文書の書き方、電話の応対、パソコン操作の技術(技能)、車の運転など随分沢山のことを勉強し身に付け活用しています。
 現在の担当業務を習得するためにもそれなりの時間をかけているはずです。仕事が求める内容によっては数週間という短いものから、中には何ヶ月、何年もかかって身に付けたものもあるでしょう、


 ところが、科学・技術が進歩している現在、「人間関係処理能力」についてはどの程度の期間勉強してきたのでしょう?
 人と上手く付き合えるというのは立派な「能力」なのです。しかし「自然発生的人間関係」(少子化家庭)、「自由選択的人間関係」(生徒・学生)の中で育ち入社してきた社員の中には、こうしたことについてあまり時間をかけて勉強はしていない方もいるようです。
 ちなみに業務の性格上、大学では<心理学・産業心理学・行動科学>などの各科目を履修したはずの方でもどの程度理解しているのか疑問に思えることがある。


 無免許運転をすれば事故を起こすのは言うまでもありません。『人間関係』においても無免許運転的な態度ではトラブルを生じやすいのは当然でしょう。
 そのようなことからネット社会の職場で働く人たちは、お互いに<人間性の本質>について理解を深める勉強が今まで以上に求められるように思えます。
 これを学習することによって職場のコミュニケーションはさらに円滑になり、仕事への「協力体制」も今まで以上に構築できることが期待できます。結果的には<業績向上>につながることです。


 組織はミッションを理解し、チームとしての総合力を発揮する場です。ぜひ、あなたも働く者(特に部下)の心理に関心を払っていただきたいと考えます。そうでなければ、いくら高度・専門化した担当業務の〝オーソリティー〟にはなっても、コロナ禍の時代での『効果的リーダーシップ』の発揮は、たとえ「専制型」にしても容易でないように思えます。


 「未知との遭遇」下で霧の晴れ間が予測できない中『令和3年』丸が出航となりました。
 ベテランの管理者が打って出て〝獅子奮迅〟の働きをしたくても許されない行動規制がかかっている儘(まま)ならない現状のように見受けます。


 従って、仮に個人・集団の成熟度が低かったとしたら、職場リーダーはメンバーへの<動機づけ要因>を権限内で〝創意工夫〟しその力を生かす必要性があります。そのためには「リーマンショック」を乗り越えリタイヤーした〝御社の味方〟である『OBの知恵』を借りることがあってもいいように思えます。


 限られた要員の「英知」を直ぐに求めることは無理としても、まずは『衆知』を結集し、景気低迷下での決算予想を上方修正できるよう年度末に向けてご健闘下さい。
 併せて、御社の先人が苦労してこれまで培ってきた『技術・技能の伝承』に注力することは、ゴーイングコンサーンとしての法人が存続・成長するためにも肝要なことでありご尽力なさって下さい。
 では、今日もお元気でお過ごし下さい。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)