社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (103) 「職場での 話上手のメリット」

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 こんにちは。昼休みをおくつろぎですか?  


 さて、ビジネスパーソンにとって業務活動に必要な知識・技術(技能)の習得および向上を図ることは当然必要なことです。それだけでなく長~いサラリマン生活を考えると事務系・技術系のいかんを問わず、ご自身の『話し方』に問題意識を持つことも肝要なことだと考えます。  


 世間には〝おしゃべり上手〟であることを自慢げに言う人がいます。商談での「雑談上手」とは違い「話し上手」との評価はできません。
 プロダクトアウトの性格もあり職場には話の目的に合わせた話し方が出来ない人がいます。そのため<余計な時に余計なこと余計に>言って仕事で失敗する。あるいは仕事の実績を正当に評価されず、いわゆる『損』をしている人がいることでしょう。
 また、数多いビジネスパーソンの中には、無目的なまとまりの無い話をしていることを自覚していないため「俺は大丈夫だ!」と、〝過信〟している人がいても不思議ではありません。


 仮にこれが職場リーダーだとしたら、部下が助言(逆OJT)できる訳が無く、職場メンバーはあきらめの心境になっているのかもしれません。このことはごく一部とはいえ、各種会合でのスピーチを聞いても感じることであり、勉強会での参加者の発言から類推しても必ずしも見当違いとは思えません。


 では、職場での話し上手の〝メリット〟にはどのようなことが考えられるのでしょう。結論のみ申し上げます。


 1.自分の思っていることが言えるので、ストレスが起きない。  
 2.自分の考えが正しく伝わるので相手に分かってもらえ、<誤解・曲解>されることが
  少なくなる。
 3.行動範囲が広がり、交友関係も広がる。  
 4.上司、同僚から評価される。  
 5.実生活もしっかりできる。   


 などが、挙げられます。


 なお、職場でのスピーチは、使い慣れた持ちネタ(話材)に〝隠し包丁〟の入れ方(切口)をチョット工夫するだけで、タイトルを替えればテーマはそのままに<個性>あるスピーチに仕上げることは可能です。オンライン朝礼など機会があればお試し下さい。


 以下は昨日『この道一筋40年』と刷り込まれた名刺を頂いての所感です。テーマは最後に記載します。お手すきの時ご覧頂ければ幸いです。
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【追 記】


 👉 現時点では「スピーチ実習」の実際についてのネットへの掲載記事はないが、上記最後に申し上げたことを「話の再現」とは別に『話の組み替え』と言います。現存しない老舗『話し方教室』(認可法人組織)の講義内容は、音声教材(カセット)をオークションで入手できたとすれば講師の語り口調も含め参考になると思います。


 しかし、実習者の<個性>を生かした受講者全員が納得できる「話の組み替え」を、個人別に行うと時間がかかります。そのため採算面を勘案すると実施している教室は少ないように思えます。
 その具体的方法となると園遊会へ招待された講師をはじめベテラン講師の固有スキルともいえる『力量』が別途問われるため必ずしも同じでは無く受講者の好みもあり、書籍の行間からでもその〝修得〟は難しいでしょう。


 また、組織内幹部講師陣がビジネス現場の管理者に求められる「三つのマネジメントスキル」を知ってはいても〝できると出来た〟は違います。どの程度発揮していたかとなると主宰者のリーダーシップのタイプおよび学校ではなかったが「組織風土」の問題もあり疑問(?)です。


 当協会には最盛期にはベテランから新人まで300人近くが講師会所属の会員として登録していたと聞く。講師および助手候補者までそれぞれに本業に支障のない範囲での役割分担があった。居住地近くに支部を作り本部と情報交換を活発にして定期的に勉強会を開催し話し方運動の普及活動をしていたようです。


 因みに、当協会の収入源は教場である「話し方教室」(受講期間:3ヶ月~10ヶ月)は赤字だったが、広告媒体として開催していた。主な収入源は企業・団体への講師派遣料が占めていたと副所長からお聞きしたことがある。
 したがって、研修費を含む5Kが削減されているリーマンショック前と異なり、口コミによる人気講師は全国を股に掛け活躍していたことは事実です。


 当該認可法人は政界を含む各界に人脈のあった主宰者が、多くのパートナーの協力を得て築いた研究・指導機関でした。その後部外者には推測できない事情が続いたようで副所長をはじめ有力幹部講師が次々と辞め組織は縮小していった。クライアントを持つ人気講師は当然慰留されたことでしょうが「説得力」は利かなかったようです。
 つまり、繰り返しになりますが、『話し方』には<原則・規則・条件>はあっても<原理は無い>ということです。また、上手・下手も容易に『評価』はできません。


 結局<組織力>を生かせず一代で解散したことを考え合わせると、衆知を結集しての<組織運営>は容易ではなかったようで残念にも思えます。
 在籍した講師はバラバラとなり個人活動をしても、その後出身母体を凌(しの)ぐ話し方専門指導機関の話は聞いたことがありません。


 専門職集団に限らず組織として存続するためには、業種・業態・法人の大小を問わず幅広い<人材育成>が喫緊の経営課題として求められます。コロナ禍の有無とはかかわりなく年代別ギャップ>が生じないよう日頃から「計画的人材育成」に重点指向することは肝要なことでしょう。


 そのためにはどこの組織でも事務系・技術系を問わず先人が築いた貴重な技術・技能があることでしょう。技術革新が進展する時代、職人技(わざ)も含めそれらがしっかり伝承されるようトップ直属の「認定制度(委員会)」を創設(設置)するなどして全社大で取り組み、形骸化させずに他社との差別化を図りたいものです。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)