『ブログ 社員教育講師』

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『社員研修』 (159) 「快働の第一条件は 快眠すること」 (その1)

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寺子屋ラッキー

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 こんにちは。連休明けの今日も暑い中お勤めご苦労様でございました。(敬語表現)


 さて、ある大学では『人間尊重』の啓蒙活動の一環として昔の拷問器具を展示していると聞いたことがあります。古今東西の「拷問」には各種あるようですが、いずれも心身に苦痛を与え自白あるいは情報提供を強要するものでしょう。


 江戸時代実在の大坂商人「天野屋九郎兵衛」(廻船問屋)は大石内蔵助に討ち入りの武器(槍)調達供与に関与していた。そのため大坂町奉行所に呼び出され詮議を受ける。しかし、口を割らずに投獄される(赤穂浪士の本懐成就後釈放)。
 赤穂浪士のお芝居では取り調べの最中、後ろ手に縛られ正座し自由のきかない両膝の上に重い石を次々と積まれる。脂汗を滲ませた苦痛に歪んだ顔で「天野屋利兵衛は男でござる」と言って赤穂浪士の討ち入りを間接支援した。


 おそらく紀元前の古代文明時代から拷問は筆舌に尽くし難いものがあったでしょう。そうした中一番の拷問は寝かせないことだそうです。人は水が無くてもある程度生きながらえるが、寝かせないでいるともたないというデータがあるようです。


 閑話休題。ドラックストアーで睡眠薬を購入できる現在、睡眠障害者はどの程度いるのでしょう。現在はお医者さんに相談すれば患者個々人に合った睡眠薬を処方(投薬治療)してもらえます。それでも厚労省の明文化された指示で眠剤の種類は3種類までと定められています。テレビ報道によれば、眠剤は致死量があるようで無いようです。それでも多量に飲めば後遺症が残ることもあるでしょう。それよりも睡眠剤自殺願望者が発見され胃洗浄を受けるとその苦しさで当人は二度と試みないそうです。


 とにかく酷暑の時節柄、まずは「快眠・熟睡」です。病気にならない一番良い方法は、24時間活動している脳を休めることです。眠らないということが大脳生理学的にいうと一番いけないそうです。
 普段悩みの多い人は自分自身がコントロールできず、夜寝ていてもいろいろなことが脳裏を過ぎり、うつらうつらして熟睡できないようです。時間をかけて寝るからといって快眠にはなりません。睡眠は質もあります。元気な方は質の高い睡眠なら6時間ぐらいでもよいでしょう。


 ときに、あなたは「午前4時病」という言葉を聞いたことがおありですか? 
 35年前のお医者さんの著書タイトルに『午前四時病』があります。遅く寝たにもかかわらず午前四時頃になると、パッと目が覚める。「なんだよ、まだ四時か。小便でもしてまた寝るか」というのなら誰にでもあることで問題ありません。ですが、問題はそれからが寝られない場合です。


 個人差はあるものの午前四時くらいになると何故か目が覚める人は注意しなければいけないかもしれません。アーでもないコーでもないと考えているうちに、やがて鳩時計が鳴き始め起きる時間がやってくる。


 夜寝つきが悪く良く眠れない。それでいて何故かいつも早朝に目が覚めポット起きてし
まう。これが一種のストレスからきている場合には〝要注意〟と聞いたことがあります。
こうしたことが続くと精神的に病気かもしれません。
 しかし、睡眠時間は短くても〝ゴールデンタイム〟をしっかり寝ておけば大丈夫とも聞いた覚えがあります。
 とにかく体を壊しては日頃の努力が無になります。自己コントロールすることで「心身共に逞しく」過ごしたいものです。


 では、相撲中継も終わりましたので続きは次回とします。ありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)


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