『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (160) 「快働の第一条件は 快眠すること」 (その2)

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。前回に続けます。


 それはそれとして、寝られない人は、実は頭がいい人なのです。物事を色々と考えられるからです。反対に寝られる人は頭が悪いという意味ではありません。
 人間というのは天邪鬼(あまのじゃく)ですから、寝ようと思うとどうも寝られない。起きていようとすると眠くなる。


 ですから、夜寝られない時の対処法は、寝ないことです。寝よう寝ようとすると「羊」を千匹まで数えたとしても寝られないのです。理由は「あがり解消法」でもお話した『努力逆転の法則』が働くからです。 
 そのような時は、アルコールも〝寝酒〟程度ならいいのでしょう。あとは普段読まないような聖書とか仏典とか、あるいは哲学書などあまり縁のないような難しい本を読んでみてください。おそらく2~3頁で飽きてきて寝てしまうでしょう。


 私は碁の本が大体いつも枕元に置いてあります。寝しなにチョッと難しい詰め碁なんかを読む。難しい問題は全然解けない。そのうちいつしか寝てしまう。翌朝もう一回同じ詰碁を見るとスーッと分かることがあるんですね。
 これは何を意味するか? 夜の疲れ切った頭でものを考えても、碌な考えが浮かばないということです。寝た後のスッキリした頭で考えた方がいいということです。


 この時期、残業続きで家へ帰れば妻子の寝顔。玄関まで出て来て歓迎してくれるのはペットだけ。一人寂しく夕食を取る相手をしてくれる犬に情が移るのは当然でしょう。あるいは夕方出勤し深夜勤務を経ての朝帰りを余儀なくされているサラリーマンもおいででしょうが、とにかく寝るときは寝る。これが、<快働の原動力>です。  


 ところで、「音楽療法」という言葉はお聞きになったことがあると思います。私は医学博士田中多門先生(企画・構成・ナレーター)『音できく老人ケア』(C60全10巻)を35年前に出版社の方からいただいたのがきっかけで同一著者による『認知症』にも感心をもつようになりました。既述した通り防止策として『ライフワーク』を持つことは効果があるようです。


 好きな音楽を耳で聴くだけでなく振動音として骨で聴く体感音響システムを組み込んだチェアーをデパートで試してみたところ一度で魅了されました。発想はペンシルロケットの開発者である糸川英夫博士といわれ、それをヒントに某電機メーカーの社長が40年前に製品化した(価格がチト高い)ものである。現在は生産中止となっている。その技術の流れを汲む別製品はあるが知名度は低い様に思えます。
 かつては当該製品を保養所などで見かけたことがあるが、企業の健保が保養所を維持できず保養所自体が減っている。


 心身治療を目的とした音楽療法ではなくても、気分転換に好きな音楽を聞くことは効用があるものです。それは精神を高揚させるものは別として、クラシックに限らず気分を落ち着かせる映画音楽・演歌・ジャズでも童謡でも聞く方の好みが合っていれば何でもいいでしょう。私はこれまで機会があれば、


(1)ハンガリア狂詩曲
(2)白鳥の湖
(3)太陽がいっぱい
(4)ボレロ
(5)マイ・ウェイ(フランク・シナトラ)


 などをはじめとして、目的別(憂鬱・失恋・出社拒否等の解消)に応じてその時の気分にマッチした何曲かをお勧めしてきました。


 同様にこの先の「寝苦しい夜のために」心安らぐ好きな音楽を聴きながら心身共にリラックスする。無意識の内に脳波がα波(アルファ波)からθ波(シータ波)へと誘導され快眠状態に入ることは、下戸な私には効果ありと考えます。詳しいことは専門書あるいはスマホで調べYouTubeでお試しください。


【参 考】
 寝る時はその時の気分次第で、下記のいずれかを就寝時に聞くのを楽しみとして習慣になっています。いずれも慣れないオークションで求め易い価格で入手したものです。


1.日本の公共放送事業者の関連組織が制作した「眠れない夜のムードミュージック」
  (CD 全11巻)
2.中・高生のころモノラルラジオで聞いた青春の思い出「JET STREAM(城達也)」
  (CD全7巻およびと全10巻の2種類)


 とにかく「音楽って いいですね~ !」。では、梅雨が明け本格的夏となりました。公私共に頑張ってください。ありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
   しよう ‼」)
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