『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (260) 「説得の効果は 話し手の<人柄・個性>を通して 真に表れる」

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寺子屋ラッキー


 おはようございます。9月スタート早々お越し頂きお礼申します。


 さて、古今東西、偉大な仕事はリーダーの情熱で完成されたものです。アメリカ大陸を発見したコロンブスは、長い探検の旅に出るために莫大な資金が必要であった。スペイン王と王妃イザベラに「インドへの最短航路を発見するための航海資金を出してやろう!」、こうした決心をさせるためにコロンブスは何と6年を費やしている。一方スペイン王はこの援助をするに当たり、6年間自分への『説得』を続けたコロンブスという人間を買ったのです。


 『説得』とは、聞き手の心の中に話し手の<信念・決意>および相手に期待していること並びにアイデアなどを相手に伝え、理解・納得させ「行動」させるのが目的の話し方です。 


 したがって、「ナニ⤴ 彼だけがゴネテイルって? ヨシッ私に任せておきなさい。『亀の甲より年の功』と言うだろう。簡単に説得してみせるから」といった口先だけのテクニックに長けていれば良いのだと考えている人も数多い中にはいるようです。
 説得とは〝説き伏せること〟あるいは〝言いくるめること〟ではありません。これは間違えた考え方でしょう。


 しかし実際には、組織の性格とか置かれた状況によっては、権限による「指示命令」のほか「押付け説得」あるいは「威嚇説得」する場合もあるでしょう。
 ただ、〝納得〟抜きとなると「心理説得」には至らなず、説得の効果には当然差が出ることが考えられます。そこで、説得のポイントを分かりやすく一言で「頭・心・行」( ズシンギョウ・・・当方の造語)とこれまでお話しています。


 言葉を声に出し伝えるのは、テクニックというよりも話し手の<人柄・個性>といった人間そのものの中において真に生きてくるものです。
 例えば、なぜ聖書や仏典が永遠のロングセラーになっているのかを考えてみて下さい。「説得力」に満ちた言葉の数々は、宗派に別れても教祖キリストや釈迦の<人格>を通して不滅のものとして生き続けていると言えましょう。


 そこで話を始めに戻すと『態度は心の表れ』です。熱心になるためには、そのように行動することも大切です。同じく情熱家になるためには、情熱的に振舞うことです。そうすれば不思議と心のボルテージが高まってきます。加えてプラスの<信念>をもって堂々と行動するリーダーをメンバーは評価し協力するものです。
 職場マネジメントに当たる管理者の皆さんも部下との間に〝ラポール〟をかけ「職場目標達成」に向け部下と協働しマネジメント活動に成功なさることを祈念します。


 では、スーパーブルームーンから精気を養い上半期末へ向けお励み下さい。良い週末をお過ごし下さい。ありがとうございました。 



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)


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