『社員研修』 (173) 「遅ればせながらの 真夏の夜の夢」
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寺子屋ラッキー
季節の推移で終業時間前に日没となったため、改めてこんばんは。
さて、古来『入るを量りて 出ずるを制す』と言います。古今東西おそらく万国共通でしょう。
昨年度末から出てきた賃上げ論は、今年度に入り各企業へ徐々に浸透してきているように見受けます。昨日は賃上げに繋がるニュースで、来年度の賃上げが某社では最大で16%と報じていました。
かつての池田隼人内閣の『所得倍増計画』は下村治氏、 大来佐武郎氏をはじめとするブレーンだけでなく経済環境および社会環境並びに雇用環境が良く達成できました。
当時は社債でも複利率で年利7.2%以上付ける企業があったと記憶します。仮に元金据え置きで10年経てば税抜きで倍額になりました。
さらに複利厚生の一環として社内預金制度を設けていた企業もあったことでしょう。
仮に、10万円を預け同じく年に複利7.2%で預け年度ではなく半年複利で5年間預けたとすればそれだけで倍額の10万円になったことになります。
ここでの留意事項は、反対にお金を借りる場合にも当てはまります。
そのようなこともあり世界的な物価高が続く現在、支出面よりもむしろ来年度の賃上げに期待したいところです。
仮に来年度から毎年5%昇給していくとして元金据え置きで給与所得が倍になるのに何年かかるか、「複利計算」で考えることも<生涯設計>を立てる上では大切でしょう。
賃上げの考え方が浸透してきていることは歓迎すべきことです。欲を言えば5%からさらに2.4%増やしバルブ時の社債にあった7.4%となれば文句なしです。理由は上記した通りです。
実はここで申し上げたかったことは「家庭生活」への影響です。物価高が沈静化し賃金の年率10%以上は論外として7.2%が実現したとします。そうなると賞与支給額の上昇にも寄与することでしょう。そうなればご主人の「大黒柱」としての地位がさらに向上するかもしれません。
でも、どうなのでしょう?
女性の社会進出を否定するものでは毛頭ありません。が、「未就学児童」がいる母親の場合は、家計にゆとりができれば子供を保育園に預けて働くよりは、家庭でゆっくり子育てに専念したいと思うのが「本心」のように思えます。
これは、子供の「性格形成上」からも好ましいように思えます。そうすれば生産性向上に寄与するご主人も帰宅時間を気にせずそれまでよりも仕事に専念できると考えます。
なお、クリニックへ来てまで反り返った赤ちゃんを小脇に抱きながら、目は片手に持ったスマホを操作する順番待ちする母親には感心しません。
では、年末調整が話題になる時期がきました。今月もお疲れさまでした。ありがとうございました。
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
しよう ‼」)
#マネジメント
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