『話し方研修』 (309) 「ビジネスパーソンとして 話し能力向上の目的とは」
(2020年09月20日12時01分 投稿分)
【リンク修正 記事加筆補充】
ID:8559fx
寺子屋ラッキー
こんにちは。スマホで音声入力ができる現在、昨年から草稿作成の手間を省き頭に浮かぶままに画面を見ながらポツポツ打ち込んでいます。そのためどうも文章がねじれて修正の連続となりカテゴリー変更による誤操作と併せて御覧いただける方にはご迷惑をおかけお詫び申します。
今朝の株価は大幅に下げています。反面、逆張りで儲けている人がいるのも世の常です。世の中バランスの上に成り立っていることを勘案すると至極当然のことです。
目を転じると<令和のコメ不足>の現在、戦後地域によっては米価が選挙の集票との相関が強かったと言われる時代を経て、古々米が「上質家畜」の飼料に向けられていた。さすがにこのご時世ではその量は限られていることでしょう。
ですが、令和6年度の生産高からしてお米が消えて無くなる訳がなく、統計数字が間違えていなければ「ある所にはある」と推測できます。
たとえば、「食管法」に縛られていた戦中戦後に目を転じてみると理解できます。
戦時中・戦後、法違反の闇米に筋を通して一切、手を出さずに餓死した判事がおいでだったと聞きます。その方を除いて、誰もが利用した〝違法〟であり死語となっている『ヤミ米』に<問題意識>を持つことも必要でしょう。
また『母よあなたは強かった ‼』と言われた時代である。嫁入り時に持参し大切に保管していた帯・着物などと泣く泣く物々交換した闇米(ヤミマイ)入りのずっしりしたリュックを背にしていた。更に両手には布袋を下げ、モンペ姿で帰京する列車内。職務に忠実な警察官の車内検閲で見つかれば闇米は情け容赦なく没収された。
男の性(サガ)から破廉恥行為を犯す不心得者もいたと人間性を疑われても断定できる。通勤満員電車をはるかに超えるギュウギュウ詰めの「買い出し列車」。これをキーワードにYouTubeで見ると「大正世代」および「昭和一世」のあなたの『ご祖父母様』が家族を養うためにいかに苦労したかの「間接体験」の一助となることでしょう。
以上19行、ここで何を申し上げたいか(主題)は、『問題意識の醸成』の序論として日を改めてt続けます。
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さて、以下は今回の『主題』を述べます。お付き合いください。
世間には英語には関心があっても職場生活での『話し方とは何か?』と、しごく当たり前のことをお聞きすると答えに窮する方がおいでで寂しい気がします。
それはともかくこれまでのまとめとして、辞典辞書には記載されていない話の「構成要素」を式で表してみましょう。
話=【ことば+音声(音調・語調・口調)+態度(表情・姿勢・動作・服装)】から成り立っています。この構成要素にそれぞれ『癖(クセ)』が伴うため実生活ではややこしくなります。
話し方は無理に「型」にはめ込む必要はありません。そうでないと、その人の『個性(持ち味)』が消えてしまいます。これは、講演家・噺家をはじめ、話を生業(なりわい)としているプロの世界をみれば分かることです。十人十色で皆違います。ですからサラリーマンは、先ずは自己流で話せば良いのです。
仮に職場で上司から、あなたの〝声〟が小さいと注意されたとします。だからといってヒットラーの「アジ演説」ではありません。上司へ説明・報告する時に、あなたが事務所で大声を張り上げているとしたら、職場は異様な雰囲気に包まれることでしょう。
職場では<T・P・O>に合わせて声を出せばよいのです。聞き手に届かない声は問題ですが、無理に大声で話す必要はありません。時にはヒッソリ話すことも必要です。
人間は性格をはじめ自分の欠点を、人に言われなければ中々気付くものではありません。また、他人は余程〝親しい仲〟でもない限り、分かっていても注意をしてはくれません。そのため、話し方での欠点はいつまで経っても矯正されないのです。
昔から『人の振り見て我が振り直せ』といいます。その意味でスマホを活用して、人から嫌がられる「クセ」に気が付いたら、少しずつでも直すように努力していきましょう。
話し方には原則・規則・条件等があります。しかし、自然科学の世界と異なり「原理」はありません(私の持論)。
もしも話し方に原理があるとすれば、その通り行なえば物事は『話力』で〝例外なく解決〟できる筈です。であれば、デモスデネスの昔から古今東西当時の指導者および為政者が、物質力に頼りその座に与えられた権力に訴えることもなく苦労しなかったことでしょう。
とにかくサラリーマンは、話のプロを目指すわけではありません。職務遂行能力向上に専念すべきです。また、たとえ専門職であっても一人で仕事はできません。
企業は組織としてのメリットを発揮するために存在します。そのため職場コミュニケーションを円滑にする話し方に目を向けることは、業務を効率的・効果的に処理していく上で意義あることと思えます。
では、下半期末を来月に控えてのこの時期、今年度の業務計画の推進状況のチェック、それを踏まえての来年度の業務計画の立案・予算原案算出作成と2月早々多忙を極めることでしょう。今月も心身共に健康管理に留意して鋭意努力なさってください。ありがとうございました。
❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
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