『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (395) 「管理者基本行動(命令・指示の与え方)」

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寺子屋ラッキー


 おはようございます。命令・指示は、前にも申し上げた<ビジネス文法>とも言える「6W3H」を使い、漏れなく首尾一貫させるよう心がけたいものです。そうでないと、管理者が考えているような仕事の成果は中々得られないでしょう。


 1.仕事の重要性や優先順位を教え、納期を明示する。(「パレートの法則」を応用)


 2.仕事の「目的」を明確にして本人へのメリットを理解させる。


 3.部下には考えさせることも必要です。それでも部下の成熟度によっては、どうやれ
  ばよいかの実施方法の〝コツ〟を分かりやすく教える。そのためには、事前に質問し
  理解度を把握しておくことが肝要です。


 4.状況変化を加味する。(例)「当日雨が降った時にはどうするのか?」など


 5.質問を受け、復唱させる。


 6.意見を聞くときは、ハッキリ述べさせる。


 7.組織の後継者としての幹部候補者への<意図的・重点的>指導はあるものの、部下
  の好悪(こうお)を抜きにして公平に教える。
   仮に趣味の有料教室でも気に入った生徒には優しく、虫の好かない生徒には〝ぶっ
  きら棒というのは個人的には理解できても感心しません。


 8.「中間報告」は必ず求める。


 9.難度の高い仕事を与えるときは、部下への激励・期待・信頼を「コトバ」に出す。


 10. 命令・指示は、あれもこれもと細切れに出さない。また、〝朝令暮改〟の命令だと
  部下は戸惑い、時には事故の要因にもなりかねない。


 最後に、部下との接触する場が減ってきている現在、命令・指示を与える時は『部下指導』の貴重な機会でもあります。命令は正しく伝え、相互理解を図りましょう。


 でも、どうなのでしょう? 教科書的に言えば、命令指示における「朝令暮改」を戒めています。
 しかし、動態的ビジネス現場では「予期せぬ出来事」が起こることは十分考えられることです。 従って、部下が〝戸惑わない〟よう、出来れば減らすようなさって下さい。


 なお、命令・指示は管理者の<信念>に基づいて行なうべきものであり、上級管理者の『虎の威を借りる狐』にならないよう気を付けたいものです。


 休日のおくつろぎのところお立ち寄り頂きありがとうございました。 では、またお越し下さい。


  『仕事で行き詰まり悩んだ時は 家族の明るい笑顔を思い出そう』 (松木 錠)



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』   (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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