『社員研修』 (238) 「生き残る企業となるための あるべき条件」
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寺子屋ラッキー
こんにちは。これまで当ブログでは便宜上、企業=会社としてお話しています。(念のため)
さて、人の行動には目的があります。無意識で行動することはあっても例外です。目的もなく行動を指示させられては<やる気>は起らず、軍隊懲罰の一つである〝穴掘り・穴埋め〟と同じになるかもしれません。そのため<目的・目標>を示されずに行動を強制されると頭を使うこともなく気楽な稼業に思える反面、恒常化すると「苦痛」になることもあるでしょう。その点当ブログでは、目的および趣旨を自己設定しています。
<地位・名誉・人生>を失う行動でも目的はあるものです。その点、あなたは現在何かの仕事の責任を持ち、それを毎日実践していることと思います。一体その仕事は何の<目的>で行っているのでしょうか?
同様にどんな会社でも明文化の有無は別として、その企業なりの目的、目標があります。
それは総論的な言い方をすると<収益性>と<社会性>です。つまり儲けることと、世の中の役に立つということが目的のはずです。こうした目的を達成するために、具体的な組織をつくり仕事の割り当てをします。
組織とは単に人が大勢集まっているということではありません。目的を同じくしてサッカー場・野球場や競馬場に人が何万集まっても、これ等は組織とは言いません、単なる観客・群集です。
また、儲かりさえすればどんなことをしてもいいということでもありません。それでは詐欺泥棒と全く変わりません。儲けることと同時に、世の中の役に立つということも大事なことです。
つまり、組織とは共通の目的を持ち、一定の仕組み(役割分担)を持って意欲的に目標達成のために活動している『集団』ということです。
従って、会社の発展・利益の確保のためには、雇用形態は異なっても全従業員の一致協力が必要です。会社の利益追求は社員・出資者だけでなく<社会>のためでもあることを理解・納得する必要があります。
各企業ごとに事情はあるものの企業会計原則に則り会計処理し、利益が計上でき法人税を払い社会に還元できるのが「あるべき姿」です。
健全な会社の存在と活動は、世の中の役に立っているからこそ、永続企業として生き残れるのです。そういうことから考えると組織に属している人は、組織人としての<自覚・心構え>をしっかり持つことが大切なことです。
なお、企業には生成から発展・維持期を経てやがて衰退し消滅する「企業寿命説」があることを学校で教わった記憶が残っています。御社が現在どこに位置するかは分かりません。
現在は病院で生まれ病院で亡くなる時代です。どこの病院も院長先生の経営理念を各ドクターが具現化すべくCPUを駆使して診療行為に当たっています。こうした地域密着型の公共事業ともいえる病院もコロナ禍の影響が未だ尾を引き、全国的には大型病院がいつ大型倒産の対象にならないとも言えない厳しい経営環境の時代です。油断大敵です。
とにかくゴーイングコンサーンとして先輩諸氏が築いた良き企業風土と企業活動の灯を、次は部下・後輩へと引き継いでいく。結果して定年後に多少なりとも企業貢献できたことを子や孫に誇れるサラリーマン(男・女)人生を送りたいものです。
働き方改革が問われる時代、<上役・下役・ご同役>の皆さんはどのようにお考えになりますか?
では、終業時間帯に入りました。今日もお立ち寄りいただきありがとうございました。
どうぞ良い週末を。(寺子屋ラッキー)
❒ 社員研修講師『人材教育研究所 』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
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