『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (163) 「永続企業として存続する 健全な会社の あるべき条件」

ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 こんにちは。終業時刻間まぢかに失礼します。これまで当ブログでは便宜上、企業=会社としてお話しています。(念のため)


 さて、人の行動には目的があります。無意識で行動することはあっても例外です。目的を示されずに行動を強制されると苦痛になることもあります。地位・名誉・人生を失う行動でも目的はあるものです。その点、あなたは現在何かの仕事の責任を持ち、それを毎日実践していることと思います。一体その仕事は何の<目的>で行っているのでしょうか? 


 同様にどんな会社でも明文化の有無は別として、その企業なりの目的、目標があります。
 それは総論的な言い方をすると<収益性>と<社会性>です。つまり儲けることと、世の中の役に立つということが目的のはずです。こうした目的を達成するために、具体的な組織をつくり仕事の割り当てをします。


 組織とは単に人が大勢集まっているということではありません。目的を同じくしてサッカー場・野球場や競馬場に人が何万集まっても、これ等は組織とは言いません、単なる観客・群集です。
 また、儲かりさえすればどんなことをしてもいいということではありません。それでは詐欺泥棒と全く変わりません。儲けることと同時に、世の中の役に立つということも大事なことです。


 つまり、組織とは共通の目的を持ち、一定の仕組み(役割分担)を持って意欲的に目標達成のために活動している集団ということです。
 従って、会社の発展・利益の確保のためには、雇用形態は異なっても全従業員の一致協力が必要です。会社の利益追求は社員・出資者だけでなく社会のためでもあることを理解・納得する必要があります。
 各企業事情はあるものの企業会計原則に則り会計処理し、利益が計上でき法人税を払い社会に還元できるのが「あるべき姿」です。


 健全な会社の存在と活動は、世の中の役に立っているからこそ、永続企業として生き残れるのです。そういうことから考えると組織に属している人は、組織人としての<自覚・心構え>をしっかり持つことが大切なことです。
 なお、企業には生成から発展・維持期を経てやがて衰退し消滅する「企業寿命説」があることを学校で教わった記憶が残っています。御社が現在どこに位置するかは分かりません。


 とにかくゴーイングコンサーンとして先輩諸氏が築いた良い企業風土と企業活動の灯を、次は部下・後輩へと引き継いでいく。結果して定年後に多少なりとも企業貢献できたことを子や孫に誇れるサラリーマン(男・女)人生を送りたいものです。


 働き方改革が問われる時代、<上役・下役・ご同役>の皆さんはどのようにお考えになりますか?


 では、年末年始を控え心身ともに健康管理に心がけ業務にお励みください。ありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』(「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」) 
マネジメント - ブログ村ハッシュタグ
#マネジメント

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・