『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (275) 「孤独はいいもんだ と言える相手がいることは」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。あなたは話すのと聞くのとどちらを好むタイプですか?


人は、他人の話しを聞くよりも話す方が好きな動物だと申し上げてきました。しかし人様々であり、当人の<性格>あるいは<時と場>にもより一概には言えません。


 前に宇部市へ仕事で行き夕食後ホテル出入りの出張マッサージ師さんをお願いしたことがあります。その人の上得意にご主人は既に亡くなり広いお宅に一人住まいの高齢期のご婦人がいたと聞きました。
毎週決まった日に定期的に広いお宅へ伺うと1回当たり3時間を要した。施術は30分、残りの2時間半はその方の「愚痴話」を聞いて差し上げることが仕事だった。無論の事それ相当の施術料を頂いていたそうです。


 これと同じく世間には、ただ心を開いて話せる相手がいないというだけで、実際には淋しいのではないかと思える人が職場にもいます。
たとえば、純朴な若者が地方から〝生き馬の目を抜く〟都会へ出てきたものの水が合わぬことから無口となった。そのため、「あの人チョット変人じゃない」という決め付け方をされ<損>をしている人がいることも、数は少ないもののこれまた事実です。 


 また、「俺(あたし)は、孤独を愛するタイプでね。話すのは面倒だし嫌いだな」とか、「あたしは一人でいたいの。ほっといてよ」いう人も現にいます。ですが、果たしてどこまで本心なのでしょうか?


 フランスの小説家バルザックは「孤独はいいもんだ」と、言っている。でも直ぐに次のようにも言い足している。
 「けれどもまた『孤独はいいもんだ』と話し合える相手がいることは、〝もっといい〟ことだ」と。その点、あなたの部下はいかがでしょう? 


 会社への帰属意識を問う時代ではありません。しかし、賃金上昇を求めるには中国・韓国に伍して業務の生産性を上げることが肝要なことです。
 したがって、『人事管理』を行う管理者は、『労務管理』面でも「職場のメンタルヘルス」を含め、このような『声なき声』にも時には意識を向けたいものです。いかがでしょうか、ご同輩!


 人材不足のご時世で欠員補充もままならず、企業によっては「乾いたタオル」をさながら絞るようにマネジメント遂行に当たっていると拝察します。今年も余すところ2か月、どうか部下をパートナーとして共に健康管理に留意して業務遂行にお励み下さい。


 では、賃上げよりも先ずは来月末に公務員へ支給される「冬の賞与」が射程距離に入ってきました。未婚者・既婚者を問わず期待したいものです。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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