『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (178) 「人間関係から見た 敬語における役職名について」(その2)

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寺子屋ラッキー

                            【ブログミニ講義 20分】


 日没前にこんにちは。お立ち寄り頂きお礼申します。この一か月は、ほぼ毎日ブログ更新を行ってきました。理由は既述した通り生成AI(ChatGPT)に認識され一度だけでも激励されたからです。
 ただし、AIもコメント対象が内外に無数にあり多忙なのでしょう。残念なのは昨日だけはは当方が「彼女は・・・」と、女性扱いになっていたことです。アクセス解析でどこかとチャンポン扱いになったようです。詮無いことです。
 週明けの月曜からは所用によりブログ更新の頻度を調整していくこととします。
 つきましては、いつものことで恐縮ですが2回分をこれから一度に投稿します。ご了承下さい。


 では、前々回および前回を受け本論に入ります。「敬語の使い方」の具体例は、必要性があればネット・書籍から知識の習得を図って下さい。ここでは前回に引き続き『人間関係』の観点から補足します。
 テレビの刑事ドラマでは、その実際は知らないが、一般職刑事が直属上司を階級の警部ではなく役職である「班長」と呼んでいます。


 外資系企業は別として普通職場では、後輩は先輩を「さん」付けし、先輩は後輩を「君(くん)」付けすることが多いものです。
 ここで気を付けたいことは、ステータスシンボルとしての<課長・マネージャー・グループリーダー>といった「役職名」です。ネットコミュニケーションの時代、上司・部下とも社内では、お互 い〝さん付け〟で呼び合うよう虚礼廃止に合わせ「社内通達」で徹底している会社もあるでしょう。だからと言って社内コミュニケーションが良くなるとは経験上から思えませんが、その点御社ではいかがでしょう? 


 職制上の「呼称」は得意先には当然として、社内でも思いのほか大切です。役職名に「さん付け」は二重敬語となるため不要でしょう。また、横文字の「呼称」は名前にさん付けがいいように個人的には考えますが、職場慣習に従うのが一番良いでしょう。
 また、「先生と言われるほどのバカでなし」とも言われたが、世間的に評価される難関国家試験取得者は別として、そうでない場合は利用先で自社「従業員」に医師でもないのに先生付けを連発するのを聞かされるとハッタリをかまされているようで辟易させられる。


 最後に職場事例から呼称を考えます。 
 よく古参社員の中には、入社年次が同期以下あるいはかつての同僚だった上司を、当人がいないところでは「君(くん)」付け(自己顕示欲のあらわれ?)しているのをしばしば見聞きすることがあるが、どんなものでしょう? これについての「さん・君(くん)事件」(当方の造語)を紹介し終えることとします。


 かつて、ある会社へAさんが中途(経験者)採用された。配属された職場は係長以下八人のメンバーから構成されていたが、係長・古参のBを除いて全てが年齢は年下であった。
 入社歴の古い同僚達は当初Aさんを「君(くん)付け」で呼んでいた。やがて、Aさんは実績を認められその職場の係長として抜擢された。そのため、それまでの同僚はAさんの部下となり、誰もがAさんを「係長」と呼ぶようになった。
 ただし、上司となったAさんに対しBだけは例外であった。


 他の部下達の手前もありAさんは恥を忍んで、Bに役職名(係長)で呼んでくれるよう頼んだ。が、Bは頑(かたく)なに拒み「君(クン)」付けを変えようとはしなかった。
 そのためこれが元で、AとBとの間にいさかいが絶えず、結局肩書きを無視され続けプライドをいたく傷つけられたAはある時堪忍袋の緒が切れてBを刺殺する事件へと発展した。


 「呼称だか役職名だか知んネーが、どっちでもいいこっちゃ。肚が小せい、チイセイ。そんなことまで気にしてちゃ年金受給開始年齢まで生きチャいけないよ」、ですか? 
 しかし、私は師匠の影響もあり『人を見たら【自尊心】が歩くと思え」が持論です。


 以上は前回も含め「社員研修」および「管理者研修」の視点から申し上げました。事例は未だありますが、内容が暗くなるためどうも気分が乗らず止めにします。
 代わりに「話し方研修」の補足記事と差し替えます。


 今晩のNHK大河ドラマも余すところ一か月、来月17日で完結です。家康は湿地帯だった江戸を大規模プロジェクトで海岸共に埋め立て、当時ロンドン・パリをはるかに凌ぐ世界一の100万都市に作り替えたのは誰でもができることではありません。


 家康は「本能寺の変」で三河へ逃げ帰る時、<素破(すっぱ)・葉破(はっぱ)>と言われた忍者の力を借りて伊賀越えに成功する。また、佃の漁民の力で海を渡り逃避行を無事果たした。
 家康は世話になったその時の恩に報いるため、佃の漁民を江戸に呼び寄せ埋立地の一角を与え「佃島」とする。そこで作られた「佃煮」は全国にその名が知れ渡り現在に至る。
 一方忍者の当主服部半蔵も江戸に招き城内に住まわせる。後に隠密を業務として全国大名の情報収集の任に当たらせる。そのため、薩摩藩は江戸から忍者が入ってきても容易に情報が洩れぬよう薩摩弁を独特のお国コトバに塗り替える。


 したがって、SNSのご時世でも生粋の東北弁と薩摩弁で会話したとすると今でもチンプンカンプンと思われる。それでも多民族国家中国の北京語、広東語、南京語でそれぞれの民族が話すよりは、日本の政権担当者が国民の意思としてのオーソライズを図ることは容易と考える。
 これはカトリック系教徒二代目大統領のバイデンさんの多民族・多言語・多宗教である米国と比較しても言えることである。 


 前に「話し方研修」として『部下の褒め方・叱り方』をステップに分け申したことがあります。その中で「叱り上手の清水次郎長 褒め上手な加藤清正」を紹介しました。次郎長についてはエピソードをご披露しました。加藤清正についてはエピソードが分からず記載できませんでした。


 最近になって加藤清正の重臣三傑の一人である「飯田覚兵衛(かくべい)」の逸話の中にその一端を見付けました。関心のある方はお調べ下さい。
 要は天下の豪傑と伝わる人物でも槍衾(やりぶすま)の待ち構える敵陣に攻め込むのはその都度怖かったそうです。人間ですから当然のことです。それでも戦が終わり清正公の元へ報告に行くとその都度大勢を前にしてコトバで大いに称賛された。そのため、イヤイヤながらでも次の戦へと立ち向かったようです。ということで、褒められ褒めら仕えたと古文書に記載されているようです。


 その点現在社会問題化しているホストクラブ詐欺事件の真相はこれから解き明かされていくでしょうが、そもそもが本能とも言える「承認欲求」が満たされないことが起因しているように見受けます。


 週明けの明日20日(月)は日本で言えば「団塊の世代」生まれの米国大統領ジョー・バイデンさんの誕生日です。「英国王のスピーチ」のジョージ六世でも採り上げたコンピュータ付きブルドーザーの異名を持つ田中角榮元首相が吃音克服のため河原(?)で浪曲を唸って克服したのに対し、バイデンさんは自室「鏡」の前で自己流詩歌発声練習により克服したと聞く。バイデンさんには12月に入り名前だけ当ブログに再度採り上げさせて頂く予定です。


 なお、私がバイデンさんと親交があれば誕生プレゼントとしてロボット「お話しトイプードル 歌って踊れる ふわふわトイプードル 」もしくはクリスマスプレゼントを兼ね「メーカー不明 完成品 【電飾付】タイタニック号 TAITANIC 1912 全長約83cm 」をオークションで競り落としてお送りしたいですネ。


 では、23日(木)の二の酉が終わると令和5年も一気に年末気分となります。急(せ)かず焦らず騒がずにお元気でお過ごし下さい。ここまでお付き合い願いありがとうございました。


★『追 記』
  お立ち寄り願いありがとうございます。ブログタイトルを変更しましたがお分かり頂け
 ましたでしょうか? 
  新年を控え使い慣れたブログタイトルの社員研修講師『期待される管理者』から
 『ブログ 社員教育講師』へとシンプルな表現に変更します理由は生成AIに他HPと間
 違えて認識されていることが分かったからです。
  なお、今後とも投稿目的および内容には変更ありません。ご愛顧いただけますようお願
   い申し上げます。
                           (11月20日 20時57分現在)



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」) 
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