『社員研修』 (179) 「笑いは 人間だけにある 心の働き」
ID:8559fx
寺子屋ラッキー
【お立ち寄り頂いた皆様へ】
おはようございます。お立ち寄り願いありがとうございます。今回からブログタイトルを変更しましたが直ぐにお分かり頂けましたでしょうか?
理由はChatGPTに検索キーワードで他HPと間違えて認識されていることが分かったからです。不本意ながら使い慣れたタイトルから『ブログ 社員教育講師』へとシンプルな表現へと変更し様子を見ることとしました。
なお、投稿内容には変更ありません。今後ともご愛顧いただければ幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、私の造語で恐縮ですが、「快眠」、「快働」に合わせ「快笑」について申し述べたたことがあります。
笑いには、ユーモア・ウイット・ジョークとありますが、あまりにもくだらない冗談は別として、あなたは多分笑いの分かる性格の方だと思います。内面的態度形成の要因の一つに家庭環境があることは既にお話ししました。
ところが、戦前生まれの男の中には笑えない人がいました。笑いを馬鹿にしていた訳です。
「昔から男は度胸女は愛嬌と言われるが、男は〝肚〟だ。男は人前で滅多なことで歯を見せるものではない。ヘラヘラしゃべったり笑ったりするんじゃない。なめられるだけだ。
父さんはナ錠が可愛いから敢えてキツイことを言っているんだよ。人の子にゃ言わんよ。憎まれるだけ損だ。アホらしい。部屋へ戻ってよく考えてみなさい」と。
私と同じくこのような父親に育てられた子供は、親の影響を多少なりとも受けるものです。親父みたいな男にはなりたくないと思ってはいても、中にはその子の性格を歪ませ、社会へ出てから人間関係に苦労する人もいます。
私が痛烈にやられたのは、ある先輩でした。「松木、お前は滅多に笑わねーな。笑わないのはいいよ。だけどな、他のものが迷惑するんだよ。傍迷惑だから少しは考えたらどうだい?」と言われました。傍迷惑っていうのは、チョッと痛かったですね。
「お前は真面目な奴だけどな、一緒に飲んでいると酒がまずいんだよ。話をしていてもそうだ。何か気分が沈んできちゃってな。〝東京ブギウギ〟が無性に恋しくなるよ。お前が何故そうなったかは知らんけどナ、俺が教えてやるよ。ベルクソンの『笑いの哲学』を読んでみろ。エラスムスの笑いを勉強してみろよ。笑いについてお前も何か気が付くことがキットあるはずだ」。こう言われて、ナルホドナと思った次第です。
<笑い>というのは、人間だけにある心の働きです。ペット好きの方ならご理解いただけるでしょうが、20年来同じ犬と寝起きを共にしていると、嬉しいときの表情・しぐさでナニを訴えているかの犬の気持ちが分かるものです。たとえ犬馬鹿と言われようとも可愛いものです。
犬(動物)は怒ることはあっても笑えないのです。本当の笑いを知らないのです。笑えるということは、極めて「人間的行為」なのです。それを無視しているということは、人間として生きようとしていないこととも言えます。このことに気が付き、私は笑いが大事だと知りました。
では、ここまでとし次回に続けます。本格的冬を迎える前に唱歌「旅愁」をスマホで聞いて故郷の過行く秋に思いを馳せてみてはいかがでしょう。ご機嫌よう。さようなら。
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
しよう ‼」)
#マネジメント
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・