『社員研修』 (182) 「パートナー同士 金銭面では不十分でも 言葉のご馳走で労おう」
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寺子屋ラッキー
おはようございます。今朝のバイオリズムはいかがですか? 以前当時のNHK大河ドラマの主役は目が輝いているから抜擢したという話がありますが、その点あなたはいかがでしょう。
これからのビジネスパーソンはマスク越しだからこそ「目が勝負」だと思います。目をイキイキと輝かせましょう。
そこで申し上げたいことは朝<目玉>が輝いているお父さん、これは問題ないでしょう。
「よーおはよう、元気か? 今日も一日頑張ろうな!」とお子さんや奥さんに声をかけるお父さんは、一日のスタートとしては合格です。
ところが中にはブスッとして起きてくるお父さんもいるそうです。〝おはよう〟も言わずにテレビ・新聞見ながら食事して、〝行ってくるぞ〟も言わないで出て行く。
無口な性格でも職場へ行けば上司・同僚には朝の挨拶は仕方なくするが、仕事が終わるとムスッとして退社することもあると聞く。家へ帰っても疲れているのか〝ただいま〟も言わずに「オィ、風呂。メシ。寝るぞ」でおしまい。これを「三言亭主」と言ったがさすがに現在は死語でしょう。
どうです? 別に悪いことをしているわけじゃないが、リーマンショック以前は「俺が家族を不自由なく生活させているのに文句アッか!」と一家の〝大黒柱〟を自負しているご主人が世間には結構いたんですよ。
「俺は男だ。外に出れば〝七人の敵〟がいるんだ。家の中でそんなニコニコなんかしてられるかってんだ。会社じゃ仕事をやればいいんだ。笑顔とか『人間関係』とかそんなややこしいものは要らん」という姿勢でこられた方もいたものです。これは一面悪いこととは思いません。『仕事の鬼』であるならば。
でも、どうなのでしょう?
これからの時代はそうはいかないと思います。できれば直したほうがいいでしょう。収入面も含め<良きパートナー>である奥さんの気持ちを考えて差し上げてください。随分ご主人に尽くしてきているのです。お子さんも大きくなってきている。これからは奥さんや子供さんとの<挨拶・会話>を交わさないと家庭が『遮断』されかねません。
そこで、ご主人にお願いしたいことは、『家庭内リーダー』として最低限家族との絆(きずな)を強めていただきたいということです。そうすれば<家庭内離婚・定年離婚・熟年離婚>は心配なし。既に奥さん・お子さんのハートを握っている方には余計なことでしょうが。
奥さんが内職で家計を助けた戦前戦後の「昭和一世」の昭和時代と異なり、現在は収入面でキャリアの奥さんが勝っているケースもあるでしょう。それでも落語に出てくる長屋のおかみさんではないが、奥さんは表向きにはご主人を立てる。その実際は奥さんが手綱をシッカリ握りご主人〝コントロール〟する。それでいて夫婦関係が円満なら子供の「性格形成」上、家庭環境は問題なし。超高齢化社会に向け過ごしている現在、
「お父さん、元気で長生きしてね ‼」と言われる生活を期待したいものです。
では、今日も一日お元気で。ありがとうございました。
【参 考】 『男の修行(五戒)』(12月8日に採り上げた同じく「山本五十六」の言葉)
『苦しいこともあるだろう
云いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえていくのが<男の修行>である』
【追記】👉 太平洋戦争当時には考えられなかった『男女雇用機会均等
法』が施行され、労基法の女子保護規則が撤廃された現在は
『男の修行』には女性を含むと読み替えて下さい(念のた
め)。
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント
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