『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (287) 「継続は力なり 塵も積もれば山となる」(その2)

                           <紛失記事 再投稿>
【2023年12月17日投稿分】


ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 企業規模にもより一概には言えないものの、あなたはご自分の仕事だけではなく、できれば会社全体の仕事について全てを知ることが必要です。それは自分の仕事との関係を知るために、欠かすことのできないことだからです。


 少なくともご自分の仕事については、その「全てを知る」必要があります。そうすれば『問題』がどこにあるか、ということも非常にはっきりしてきます。次に、それらの問題点を評価し、<改善>のための本質を見極めるのです。これが『多くを見逃す』ということです。


 次にはその中から本当に重要なことだけを、ほんのわずかでよいのですから、改善し解決していくことです。一度にあれもこれもというのは〝欲張り〟というものでしょう。「労多くして功少なし」とならないよう『パレート(80対20)の法則』に則り、<重点指向>することが肝要なことです。


 社員各自がほんのわずかの改善をすれば、部門全体、会社全体としては大変大きな〝成果〟を生むことができるのです。しかもこれは時々思い出したようにやっていたのでは、あまり効果はありません。『塵も積もれば山となる』といいます。少しずつでも良いのですからこれを継続し、問題解決も習慣化を図りたいものです。
 『継続は力なり』という言葉もあります。「習慣化」という武器(考え方)は、<仕事の改善>だけでなく、あなたの『能力開発』についても共通していえることです。


 最後に、9月1日投稿の「遅ればせながらの 真夏の夜の夢」(『社員研修(173)』)の中で<賃上げ>について次の通り申し上げました。


― 「賃上げの考え方が浸透してきていることは歓迎すべきことです。欲を言えば5%からさらに2.4%増やしバルブ期の社債にあった7.4%となれば文句なしです。理由は上記した通りです」 ―


 10年間賃金倍増を目途に元金据え置き複利計算昇給年7.2%は来年の春闘次第では一部企業とはいえ、希望的観測から実現可能性が見えてきたことはインフレ時代に歓迎すべきことです。同時に従業員はコスト意識だけでなく【労働分配率】にも関心を持つことが肝要なことだと考えます。機会があれば例を挙げ別途申し上げます。


 年末年始を控え休日出勤の方もおいででしょう。お疲れ様です。では、また次回に。ありがとうございました。


❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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