『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (188) 「サラリーマンの忠誠心は 昭和二世より劣るか?」

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寺子屋ラッキー       


 こんにちは。新年は不幸な震災のニュースでの幕開けとなりました。その他は連日朝から派閥解散のニュースが占め当該政治家の「合理化」話からは責任の所在が不明確であり、その場しのぎの発言で「抜本的対策」とは思えず政治改革への期待が持てない。それよりも人手不足の現在、来年に控えた大阪万博の景気復活策からの話題があっても良いように思えますが、国民の関心が低いのか目立ちません。


 半世紀前の日本万国博当時の日本を取り巻くエネルギー資源環境は、統計数値を見る限り現在と比較して安い原油と鉱業資源の輸入を武器に輸出面で良かったことは確かです。技術開発の向上で「石油可採年数」は、オイルシェール、オイルサンド等がプラスして心配することがないのは有難いことです。


 不安なのは原油産出国を取り巻く政治不安によるオイルショックの再来です。しかし、フェイク動画が悪用されるご時世とはいえ、戦後の「豊川信用金庫」の取り付け騒ぎ程度なら未然に防げるでしょう。いわんやリアルタイムで世界中に情報網が張られたネット社会です。1929年の世界大恐慌当時とは違い首脳間のホットラインもあり、国際間で事前に手が打たれ勃発することは防止されると考えます。
 それよりも昨年末からの紅海問題で船舶が喜望峰廻送を余儀なくされることによる物流問題と諸物価高騰が危惧される。


 ときに、2023年の企業倒産件数は、4年ぶりに8,000件台に乗ったと報じられ、4月以降の新年度への影響が心配される。コロナ禍での人手不足は人口減少が続く日本だけの要因とも思えない。
 日本万博の20年後にバブル景気が終焉し、低成長続きの欧米からも注目された日本的経営が崩壊した。現在200万社あると言われる「法人企業」での終身雇用と年功賃金の両制度の現状は知りません。


 では、バブル期以前の平均的サラリーマンのモラールは高く「企業忠誠心」は現在と比較して高かったのでしょうか?


 『忠誠心』は三銃士(アレクサンドル・デュマ)にみる17世紀中世騎士団にもあり、日本のそれより高かったかもしれない。明治時代以降の戦前サラリーマン史からも日本の専売特許とも思えない。そのようなことから社員教育をライフワークとしてきた教場での体験から申し上げると、参加者に限定したサラリーマンはバブル期前と後とでは次世代を担うべく努力している人が多く所属組織へ貢献しており「企業忠誠心」にはさほど変わりがないというのが<持論>です。


 サラリーマンであれば現役中に2度や3度は転職を考えるのが普通でしょう。一昨年から「団塊の世代」が後期高齢者の仲間入りした現在、営業目的を伏して介護施設で体操指導などの面で無料奉仕したとしても意図する事業への利用者を招じ入れることは容易とは思えません。
 人は誰しも「慈善事業」に貢献している訳ではなく、自分自身と家族を養う義務を果たすために働いています。企業には寿命があると言われても、生活の糧を得る場が簡単に倒産しては、サラリーマン人生そのものが破綻・崩壊します。


 加えて「転職の時代」と煽ぎたてられていても絶対数からそうおいそれと誰もが好条件の企業へ再就職できる訳がありません。世の中そんなに甘くはないと考えます。 「青い鳥」を求めて人生を彷徨していては人生の敗残者になることが危惧されます。質量とも仕事の改良・改善に努め「サービス向上」に心がけたいものです。


 ソクラテスの言葉に『汝自身を知れ』があるが、時には自己のハードウェア、ソフトウェア、ヒューマンウェアの棚卸しを行ない「リングワンデリング現象」に陥らないよう強み・弱みを今一度把握してみてはいかがでしょう。


 昨年評論家「大宅壮一」氏の言葉『テレビが日本人を総白〇化する』を紹介しました。
 たとえば、今年の新年番組で「紅白歌合戦」の振り返りを放映していた。歌と言うより司会者の掛け合いを面白可笑しくばたばたと局内現役アナウンサーが持ち上げながら音頭を取る司会振りには腹が立った。
 木島則夫氏以降NHK現役アナウンサーの民放への移籍が珍しくない時代、紅白歌合戦の名司会者宮田輝氏、鈴木健二氏ならどのような状況対応を行なったでしょう。


 少なくともその時点では能登地震の詳細を知るべく由もなかった。それでもNHKトップの国会発言にあった出張中でも宿泊先のホテルでも気になる大河ドラマの視聴率と同じく、放送料を徴収する公共放送でありながら視聴率を競うだけの放送責任者の識見を疑い不愉快になりチャンネルを切った。
 <公共事業>の法的解釈は知らないが、NHKの存在を否定するつもりはない。しかし、前に事例を挙げ申したとおり、衣の下から見え隠れする鎧と同じく「親方日の丸」意識には好感が持てない。
 その点、講演会を含む安価な「チューナーレステレビ」の無料番組の方が役に立つ。


 現在本を読まずスマホ中毒症と思えるゲームに興じる若年層あるいは違法であるスマホでのながら運転者を見ていると、「これでいいのかな?」と問題意識を感じる。乳幼児の母親の場合、子供の性格形成上で懸念を感じることは機会を改め申し上げます。


 問題意識に続けると、芸能人・自由業の人は別としてサラリーマンが茶髪・ピアスで自己主張し屁理屈をこねる光景を見ていてもこれまた感じます。
 ただし、身だしなみを変えさせることは就業規則に抵触していない限りは本人の自覚を待つほかはなく『説得』の難しい事柄の一つでもあります。


 そこで結論です。米国IBMのエグゼクティブ(管理者)以上の席には『THINK』と書かれたプレートが置かれていると聞いたことがある。同じく高学歴化した日本のビジネスパーソンも読書などで「考える」ことを習慣付け、習得した知識を<創造力>を発揮してさらに『知恵』にする。
 これによりご本人およびご家族のためだけでなく所属組織>への貢献につながる。さらには世界に伍して経済戦争に勝ち抜く日本人の強みになると考えるからです。


 以上について、部下・後輩の指導に当たる上司・先輩であるあなたはどのようにお考えになりますか? 
 


❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」


『追記』 お立ち寄りいただきお礼申します。投稿タイミングがつかめないため、未読記事
    が溜まっているようです。ついては、投稿頻度を落とし調整します。ご了承下さ
    い。退社時は外勤の方も含めて降雪での足元に注意してご帰宅ください。ご覧願い
    ありがとうございました。
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