『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方研修』 (248) 「大勢を前にしての話では 聴衆分析し 共通する言葉で わかり易くを」

【注】今日現在 #ハッシュタグがないため、本更新は明日(2/7)行います。


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寺子屋ラッキー 


 こんばんは。今日の国会テレビ中継の中で午後に始まった答弁を聞いて感じたことを、日頃のビジネス現場から『話し方研修』の切り口から問題提起します。


 大勢を前にしての話では聞き手を分析し、難しい話もできるだけ共通する言葉に配慮し分かり易く話すことが大切なことだと考えます。これを専門用語では「聴衆分析」と呼びます。舞台に上がった噺家も本題に入る前には羽織を脱ぎながら観客の性別・年齢層を客席を見回しながら必ず行っていることです。


 しかし実際には、分かり易いことを分かりにくくしてレベルの高いあるいは高尚な話としての印象を付けることを「公言」していた人がいた。無論の事対象者が研究者などであれば専門用語で問題なくむしろお勧めすべきかもしれません。


 現在でも難しいことを敢えて難しく、「意味付け」も怪しい抽象的な漢語以外にも、<場・視聴者>を考慮せず横文字を盛んに交えて話すことをこれまた公言している人もいる。しかし、私には鼻持ちならず、『上手な話し方』の参考例としてはお勧めできない。
 たとえば、思想・信条・宗教は当然として性別・学歴が異なるだけでなく高齢者を含む年齢層の幅広い住民を対象とした県政などのテレビニュースでの話を聞いていても「舞台」が国際間ならともかく日本です。見識が感じられず問題意識を持ちます。


 では、政治の専門化集団である国会の答弁の場は該当するのでしょうか? 


 国会答弁書は優秀な日本の将来を担う下級官僚達がまずは原案を、それもケースによっては前の日に夜を徹して作成し、これまた優秀な各階層上級管理者の添削を受け担当大臣に提出するのは十分推測できることです。


 その点今日の午後からのテレビ中継を聞いていて現在のビジネス現場でもあまり遣われない横文字が出てきた。おそらく発言者は「反対語」も含め真の意味をご存知なく自分の言葉として咀嚼せずに使用しているように思えた。これは単なる勘で申し上げていることではなく、あなたの職場でも部下への理解度テスト行えば裏付けられると考えます。
 今回の問題提起について、あなたはどのようにお考えになりますか?


 なお、上記のようなことを書くと「ナニヲ偉そうに」とリピータの方には不快感を与え数を減らすことは承知しています。分かっていながら治せないのは性格からくる癖(くせ)かもしれません。


 「癖(くせ)とは何か?」については、前にその<意味付け>と良い癖、悪い癖に分けてお話したことがあります。リピータが入れ替わっているためご参考までに癖(くせ)について、アナウンサーも含む職場で見られる話の構成要素に絞ってこの先適宜申し上げたいと思います。社員教育ブログのネタ切れではありません(念のため)。


 以上で3分間スピーチを終わります。今回もご覧いただきありがとうございました。



❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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