『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方研修』 (250) 「話すばかりが能じゃない 間(ま)の効果にも意識向けを」

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寺子屋ラッキー


 おはようございます。先日当ブログでも採り上げたばかりの「教育委員会」の潜在していた不祥事をニュースが報じています。
 発信元は知りませんがごく一部の出来事とはいえ、子供の教育上からもこれまた情けない話です。たとえその性格上からの独立行政機関であっても「組織変革」のためには、いずれかの管理監督責任が問われるように思えます。
 新年度入りを控えた管轄組織の人事担当部署は、司法当局とは別に<人事問題の処理>に追われることは間違いないでしょう。


 とにかく今年に入ってからも申し上げた通り『予期せぬ出来事』は、天変地異だけでなく組織のマネジメントでの<人の側面>でもその良否を問わず御社を含めいつ起こるか分かりません。
 時には政界・企業における「危機管理」と同じく想定して「手を打つ」ことも必要でしょう。
 以上を今年に入ってからの【補足記事】とし、以下『テーマ』に戻り続けます。


 さて、SNSで会話を交わしているご時世、『話は間術なり』と言っても理解できない方もおいででしょう。間(ま)というのは息が切れたからチョット一服というような単なる“息継ぎ〟ではありません。


 <間>のない話は〝間抜け〟とも呼ばれた時代がありました。効果がないだけでなく、時には〝間違い〟を惹き起こす。換言すれば、意識し緊張した沈黙です。話の流れを積極的に躍動させる『声なき声』とも言えます。


 話の中に間を置くのは、それによって話しの意味をハッキリと相手に伝え、話の中身を強く印象付けるためです。イントネーションや間のない無表情な声で話す人は、マスクの上に「仮面」をかぶって話すのと同じとも言えます。


 話が上手いか下手かの決め手は、<間>が生かされているかいないかにもある。ここで改めて大別すると、
  第一が相手に考えさせる間、
  第二が賛同を得る間、
  第三が期待を抱かせる間
 の三つとなる。効果的な間の取り方は、簡単そうでも余程意識しないとできるものではあ
りません。
 国語より英語が重視されるご時世、学校教育でどのように指導しているかは知りませんが、<意識>して訓練する必要があります。 


 文章書きのプロである新聞記者の記事を注意深く読んでいると、そこには政治・経済・社会面それぞれにその性格から書き方には違いがあるようです。それでも、句読点の打ち方では分かりやすさだけでなく、小気味良いテンポを感じます。


 新聞には大学入試に出題される「天声人語」,「編集手帳」,「余禄」などのコラム欄があります。一回5分ほどの(文字数)中での、時宜を得た話題の取り上げ方、主題(テーマ・中心思想)と表現の仕方、話の構成などのほか話の〝テンポ〟を学ぶ良い教材です。
 そこで、各種新聞のコラム欄を〝意識〟して<繰り返し>読むことをお勧めします。


 草稿の書き方の勉強としてコラムを、真似る 👉 まねぶ 👉 学ぶ。これを日々幾度も書き写すことが理想ですが、実際には一回でも長続きするとは思えません。ですが、<声に出し読み返す>ことなら可能でしょう。
 前に「うつ病」経験者だったとも伝わる米国第16代大統領『エイブラハム・リンカン』が弁護士資格取得前に新聞を教材とした「話し方訓練法」を紹介したことがあります。


 『声は人柄を表す』ともいう。多忙な職場でもときには諄々(じゅんじゅん)と諭す話し方が必要となる場面がある(家庭でも同じ)。また、人を「説得」する場合でもその条件にとらわれるよりも、声に表現力があれば一段と効果を上げることが期待できます。


 何事も能力不足を感じたら 多少でも努力してカバーしたいものです。方法なき努力は「もがき・足搔き」などの苦しみです。それも「誰にも知られず、一人ひそかに お『金』をかけずに」ならいかがでしょう?


 そうしたことから、あなたの『話の効果』を上げるためにも、間を活かした「声の表現力」を生かそうではありませんか?
 しかも値段の高いスマホをお持ちなのですから『自己研鑽』の道具として大いに活用してみてはいかがでしょうか、という貴方へのご提案です。


 昨年来いくら投稿してもインポイントに反映されないと、ブログ投稿は孤独な作業に思えます。しかし、前回(250)申した通り評価の程は別として、アクセス数からご覧いただける方がおいでだと「独り言・寝言」にならず張り合いがでます。<リピーター・ファースト>の精神でタイトルを替えさらに続けます。


 今日は良い天気の散歩日和です。職場では上司の前で連休疲れを、できれば顔に出さずに明日からも業務にお励みください。では、また。ありがとうございました。



❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」)
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