『社員研修』 (208) 「自己啓発の意義と 啓発項目設定の考え方」
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寺子屋ラッキー
こんにちは。前回申したことは管理者の立場で言えば、仮に近づいて来ない部下がいれば呼びつけるだけでなく、たまには管理者が当該部下の席へ足を運び声をかけるということです。
つまり、部下と距離的に近づけることで心理的にも近づけようということです。効果の程はお試しください。
さて、激変ともいえる時代、仕事を通して「自己実現」を図るには、この先も専門知識・技術(技能)を身に付け高める必要性があります(できればT型からΠ型へ)。そのためあなたご自身で自己の能力をアフターケアーすることが肝要です。これを『自己啓発』といい<自己向上の意欲・努力>を指します。
価値観の多様化に加え「働き方改革」が問われるご時世、あなたご自身が自己啓発の「目標項目」を考えるポイントは、次の4点に大別出来ます。
(1)自分に今足りないものは何か
(2)業務遂行上必要なものは何か
(3)学びたい(研究したい)ものにはどんなものがあるか
(4)立場上必要なものは何か
啓発目標はその内容により短期・中期・長期に分けられます。ご自身にとっての必要性である「個人目標」と会社にとっての必要性である「組織目標」を〝象限思考〟で捉え、統合できれば理想的といえましょう。
令和6年度へ船出し11日目、思いつきであれもこれもと追い求めるのは「欲張り」です。また、方法なき努力はあがき・もがきとも言え、<人生航路>で〝難破〟することにもなりかねません。
お金と同じくあるようで無いのも『時間』です。自己啓発は仕事と同じく<ムダ・ムラ・ムリ>の3ムを減らして効率的・能率的に行うことが大切です。しっかりと立案し計画的に当面の目標へ向け、決して人から盗まれることのない<能力>を開発し向上を図りたいものです。
令和6年度を有意義に過ごすためにも間もなく迎える大型連休中に<心・技・体>それぞれに現状を洗い出し現有能力の棚卸をしてみてはいかがでしょう?
今回もご覧いただきありがとうございました。
『やらないで後悔するよりも、やって後悔した方がよい』 (真野あずさ)
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント
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