『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (236) 「混迷の時代 いつリーダーに起用されても 困らない心構えを」

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寺子屋ラッキー

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 こんばんは。夏至を過ぎたばかりですが冷えますね。


 選択的夫婦別姓(氏)導入が議論される現在、ご主人がご養子さんになって姓が変わっても<家庭のリーダー>であるとしてこれまで申し上げてきました。


 ときに、上場企業の定時株主総会は分散化しているとはいえ来週は開催を予定している企業が多いことでしょう。企業と株主の関係が論じられている現在、株主総会の議長(リーダー)は普通は定款等で定められた社長でしょう。その点職場では職場内会議の司会者にリーダーとしての役割があります。そのため管理者がOJTを狙いとして若年層社員であっても職場内会議の司会者に指名することもあるでしょう。折角のチャンスです。逃げずに喜んで引き受けたいものです。


 職場では部下をたとえ一人でも会社から託されていれば職制上のリーダーです。また、人事異動発令の有無を問わず上司がメンバー入りすることもあるプロジェクトチームの他、タスクフォースの責任者もリーダーです。サークル活動のように互選されるリーダーもあります。


 会社が認めた企業内労働組合であれば労組委員長は公式組織のリーダーといえる。ただし、<人事>は会社の専決事項であり口出しはできないものです。中にはインフォーマルグループ(非公式組織)のリーダーが、フォーマルグループ(公式組織)の長より、隠然たる影響力を持っている場合もある。このことが分からないといくら本社の切れ者社員が抜擢人事で地方店へ赴任しても、マネジメント活動に支障をきたすケースもある。
 こうしたことは芥川賞受賞作家石原慎太郎の出世作「太陽の季節」に描かれる〝太陽族(自由選択的人間関係)〟当時からあったことです。


 このようにリーダーを幅広く考えていただくと新卒(中学・高校・短大・高専・大学・大学院)の新人ではあっても、囲碁・将棋をはじめとする趣味あるいはスポーツクラブ・同好会でのリーダーに押されることもあるでしょう。
 そのような場合、釣りバカ日誌の〝浜ちゃん〟のように一家言あるリーダーには、たとえ叩き上げ社長でも教えを乞うことは、映画の世界だけの話ではなく実際にあることです。


 とにかく混迷の時代のビジネスパーソンは いつ各階層毎のリーダーに起用されても困らない「心構え」だけはしておきたいものです。今回はここまでとします。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』(「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」 


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