『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (304) 「管理者は 組織の仕組みの 改善も図ろう」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。今日は半ドンでも出勤なさっている方はおいででしょう。


 孫休暇制度が話題になるご時世です。前にも申し上げたことですが<完全週休二日制の実現>は会議の進め方を工夫するなどして労働時間に『原価意識』を持てば実現可能なように思えます。しかし、調べてみると日本のサラリーマンは「団塊の世代」以前から労働時間を減らすことまでしての収入減を好まないようです。そのため<働き方改革>が問われるご時世でも不本意ながら土曜出勤を余儀なくされる方もおいでのことでしょう。


 企業は組織内外共に<生き残りを賭けた>厳しい集団です。年次有給休暇も4月からの新年度を迎えるに当たり令和5年度分には手を付けずとも前年度分に残があっても全て消化する方は少なく、何日かは捨てる人が多いことでしょう。


 昭和時代に親の介護を奥さんに任せ家庭事情を会社へ一切知らせず上場企業のトップになった方がおいででしたがレアケースです。経済面など家庭事情もあり寝たきり両親を老人施設への入所申請ができない場合もあります。したがって、少子高齢化が進展するご時世では親の介護のため退職を余儀なくされる方が少なからずおいででしょう。


 そのようなことから男性社員の育児休暇・介護休暇の<取得率の向上>は、当該社員の家庭事情だけでなく日頃から<職務拡大・職務交替>などによる業務の仕組みづくりを管理者が創意工夫し現要員での「バックアップ体制」作りも必要となります。
 また担当業務によっては空きポストにできずその期間だけ派遣社員を当てることで乗り切る。非正規社員の代替が効かない場合には、欠員を会社大として人事異動で他部署から補充することもあるでしょう。そうすると職場復帰後本人の希望する職種への配置が保証されず結果的に退職を余儀なくされるケースは想定できることです。


 企業規模を問わず余裕ある人員で職場運営が図られていることは考えられず、休暇申請者のスムーズな職場復帰の危惧への対応などの人事(要員)管理上の諸問題があり、国が意図するほど容易には進まないように思えます。


 質はともかく会社から託された限られた要員の活用でご苦労なさっている方々はどのようにお考えになりますか? 


 とにかく上役・下役・ご同役の皆さんは、置かれた立場・役割でまずは心身とも健康に留意しましょう。次に大脳生理学上、人は<外面が内面>を律します。表向きだけでも生き生きさせ頑張ってください。


 では、良い週末を。また来週です。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成しよう ‼」)
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