『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』  (315) 「人を動かすには 欲求喚起のボタンを 的確に押そう」

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寺子屋ラッキー

 
 おはようございます。お立ち寄り願いありがとうございます。


 さて、『人を動かす』には、欲求が何によって惹き起こされるかを知り、その欲求を相手に意識させ<動機づけ>のボタンを押すことです。
 職場リーダーは、どうしたらこちらの意図することを相手に行動させるかを考える前に、職権による〝強制力〟だけでなく何が相手を行動に駆り立てるかをときには思案しても良いでしょう。


 それでは、相手の欲求に働きかけ「動機づけ」を図るにはどうしたらよいのでしょうか。職場リーダーが部下を動かすためには、最低限次の三つが考えられます。


 先ずは、潜在的欲求を引き出すこと。
 その欲求を部下が意識できるように色々な目標を与え、そのきっかけがどうしたらできるかを考えることです。つまり、自ら積極的に取り組む気持ちにさせることです。


 次に、欲求が顕在化したならば、実現できる場作りを工夫すること。
 実現できる場は身近な方が良いでしょう。そのためには、<早く・正しく・安全に・楽に>できる方法を示してやることです。


 最後は、その欲求を強めること。
 部下に満足が得られることを<理解・納得>させることです。部下には、その努力の成果が具体的にイメージできるように工夫することも大切でしょう。
 要するに、あらゆる場合の人を動かす狙いは、あなた自身とあなたの考えを部下が受け止められやすくすることです。


 たとえば、あなたが恋愛した場合、相手にあなたを売り込み、あなたを買わせる努力をしなければなりません。
 仮に、恋敵(こいがたき)が出現したとしても、ひるむことなく説得攻撃をかけるのと同じです。あなたが傍観していては敗者となります。早く彼女(彼氏)のハートのボタンを押した方が勝ちです。ボタンの押し方を躊躇していると、最悪「永遠の敗北者」となるでしょう。


 部下のモチベーション向上を図るには、日頃から部下の行動を注意深く観察し、前回も申した通り部下毎の認識欲求を把握してボタンを的確に押すことが理想です。そのためには部下への<関心>を言葉に出し伝えることで『対人影響力』が発揮しやすくなるものです。部下の属性に合わせお考えください。


 では、明日から3連休になる方は良い休日をお楽しみください。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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