『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (204) 「人間は 駄目だと思えば ダメになる」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。グローバル化の時代、日本人は英語を書けても話せないことが問題視されることがあります。その点あなたは毎日、日本語を話しています。また漢字、ひらがな、カタカナなどもすらすらと読み書きをしています。至極当然のことです。それでも漢字を書くとなると一概には言えません。


 会社生活では文章(書)作成は別として、読めて意義が分かれば良いのであり書ける必要性は少ないでしょう。それでも読めなければいくら規程・基準類が整備されていても理解できず業務遂行上支障をきたすことが懸念されます。
 義務教育内での漢字をどの程度覚えているかを求められるとすれば、退職後再就職のための公立「職業訓練校」へ応募し各科目15分の筆記試験(英語・数学・国語)を課せられる場合だけのように思えます。因みに、「おだやか」と「ゆるやか」を漢字かな交じりで直ぐに書き分けられるでしょうか?


 ところで、外国人のほとんどは、あなたほど日本語を話したり書いたりすることはできません。例え米国大統領や一流の科学者、文化人でもあなたにはかないません。このことは、立場を変えると反対のことが言えます。


 つまり、あなたの『顕在能力』がどんなに優れていても、習ってもいない外国語を話したり書いたりすることは普通できないはずです。これはあなただけではなく、どんな人についても言えることです。
 例えば、子供は英語を話し自動車運転免許証を取得できても、その親ができるとは限りません。職場では、若手社員はパソコンを抵抗なく活用し業務の効率性・効果性を向上できても、上司は部下ほどには使いこなせないということもあるでしょう。


 このように能力というものは、年齢とか地位などとは関係ありません。要するにそれを<反復・継続>したかどうかということが決め手になることが多いものです。このことは単に能力だけのことではなく、性格や物の考え方についても同じことが言えます。


 古来『雨垂れ(点滴)石を穿つ』と言います。私たちの古い大脳皮質(潜在意識)は、良きにつけ悪しきにつけ、その考え方(コトバとイメージ)を繰り返していると、宗教・思想に見られるとおり、そのまま受け入れるという特性があるようです。そのためマイナス思考の持ち主は、いつしかその考え通りになってしまいがちのため「要注意」です。
 つまり、自分自身にマイナスの『自己暗示』をかけた結果と言っても過言ではないでしょう。


 これは<仕事の教え方12原則>の一つである「反復継続」と同じです。宗教・思想だけでなくテレビ、ラジオなどのCMもこの原則の応用です。そのため日頃から「会社へ行くのが嫌だ!いやだ!イヤダ~‼」と思い続けていると古い大脳皮質(潜在脳)に<コトバ・イメージ>が刷り込まれる。


 これではいけないと自己にむち打ちやっとの思いで会社へ辿り着いても、玄関先でUターン。自身をコントロールできずに「出社拒否症」から退職を余儀なくされるだけでは済まないことにもなりかねません。
 こうしたことは<政治・宗教・思想>とは関係なくとも学校で学ぶことは少ないでしょう。


 SNSのご時世、生き残るサラリーマンとなるためには『マイナス思考』に捉われず、公私共に『プラス思考』で心身共に逞しく過ごせるよう<セルフコントロール>に心がけたいものです。これは「大脳の働き」から説明できることです。そのための具体的方法は書籍だけでなくキーワードを工夫しChatGPTを活用すればヒントが得られると考えます。


 ここで申し上げたいことは、ただ棚ぼた式で青い鳥を求めていては「三年寝太郎」と変わりなく甘い様に思えます。
 したがって、<目標>に向けての自分なりの具体的『努力』をすることは肝要なことです。


 では、間もなく昼休みです。おくつろぎください。ありがとうございました。
 


 『人間は思ったとおりの人になる』(英国の哲学者ジェームズ・アレン)



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』  (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」 
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