『話し方教育』 (91) 「話すことと聞くことは 表裏一体で」
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こんばんは。人が自分の考えを理解・納得させ、相手を動かす目的の話し方を説得と言います。ビジネス現場での依頼・交渉とか商談では、対談形式で行なわれることが多いでしょう。
対談は目の前に相手がいる。基本的には一対一のパーソナルコミュニケーションです。心の距離を近づけるには、マンツーマンの対談が一番の近道です。
その点、改まった席上でのスピーチは大勢の人が相手ですから、どうしても裃(かみしも)を着けた調子になりやすい。そのため、親近感が深まりません。
対談は、話し手と聞き手の共同作業です。一方だけがしゃべりまくっては聞き手に飽きられます。話すことと聞くことは表裏一体でなければなりません。これは恋人同士がデートする場合であっても同じです。
ですが相手が怒ったり悲しんだり興奮したりしている時は、聞き手に回るべきでしょう。これがお客さまからの苦情処理のコツです。
今回はここまでとしタイトルを替え次回に続けます。ありがとうございました。
❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)