< ブログ『社員教育講師』>

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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『管理者研修』 (275) 「孤独はいいもんだ と言える相手がいることは」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。あなたは話すのと聞くのとどちらを好むタイプですか?


人は、他人の話しを聞くよりも話す方が好きな動物だと申し上げてきました。しかし人様々であり、当人の<性格>あるいは<時と場>にもより一概には言えません。


 前に宇部市へ仕事で行き夕食後ホテル出入りの出張マッサージ師さんをお願いしたことがあります。その人の上得意にご主人は既に亡くなり広いお宅に一人住まいの高齢期のご婦人がいたと聞きました。
毎週決まった日に定期的に広いお宅へ伺うと1回当たり3時間を要した。施術は30分、残りの2時間半はその方の「愚痴話」を聞いて差し上げることが仕事だった。無論の事それ相当の施術料を頂いていたそうです。


 これと同じく世間には、ただ心を開いて話せる相手がいないというだけで、実際には淋しいのではないかと思える人が職場にもいます。
たとえば、純朴な若者が地方から〝生き馬の目を抜く〟都会へ出てきたものの水が合わぬことから無口となった。そのため、「あの人チョット変人じゃない」という決め付け方をされ<損>をしている人がいることも、数は少ないもののこれまた事実です。 


 また、「俺(あたし)は、孤独を愛するタイプでね。話すのは面倒だし嫌いだな」とか、「あたしは一人でいたいの。ほっといてよ」いう人も現にいます。ですが、果たしてどこまで本心なのでしょうか?


 フランスの小説家バルザックは「孤独はいいもんだ」と、言っている。でも直ぐに次のようにも言い足している。
 「けれどもまた『孤独はいいもんだ』と話し合える相手がいることは、〝もっといい〟ことだ」と。その点、あなたの部下はいかがでしょう? 


 会社への帰属意識を問う時代ではありません。しかし、賃金上昇を求めるには中国・韓国に伍して業務の生産性を上げることが肝要なことです。
 したがって、『人事管理』を行う管理者は、『労務管理』面でも「職場のメンタルヘルス」を含め、このような『声なき声』にも時には意識を向けたいものです。いかがでしょうか、ご同輩!


 人材不足のご時世で欠員補充もままならず、企業によっては「乾いたタオル」をさながら絞るようにマネジメント遂行に当たっていると拝察します。今年も余すところ2か月、どうか部下をパートナーとして共に健康管理に留意して業務遂行にお励み下さい。


 では、賃上げよりも先ずは来月末に公務員へ支給される「冬の賞与」が射程距離に入ってきました。未婚者・既婚者を問わず期待したいものです。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』  (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
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『管理者研修』 (404) 「有言実行型のリーダーに 部下は感化され 育つ」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。昔から「口だけなら大阪城も建つ」と言われる。たしかに口先で言うだけなら何事も非常にやさしいことです。ですが、レアケースとはいえ管理者の中にも同様の方がおいでとお聞きします。
 例えば、能力開発の必要性を説いたり、やればできるというようなことを言ったりするだけなら実にやさしいことです。


 しかし、管理者は「評論家」ではありません。いくら口先でいいことを言っても、それが実行されていなければ、部下を指導(説得)することはできません。
 『兵は将の顔を見て動く』というが、部下も管理者のいうことよりも、管理者のやっていることを見て良くも悪くも感化されるのです。


 ところが数多い管理者の中には、「口は八丁、手は一丁」というような有言不実行型の人もいることでしょう。そういう管理者は部下の前ではもっともらしい顔をし、なるほど立派なことだと思われるようなことを言ってはいても、部下にはあまり効果がありません。『耳よりも目から』という諺のとおりになるのです。そういう管理が言っているいることと、していることの違いをいくつか例を挙げてみましょう。


 ある管理者は能力開発の可能性は無限であると言いながら、「俺はなんて無能な人間だろう」と弱気になることもある。また、別の管理者は「能力開発をすることによって、諸君の未来はバラ色の人生が約束されているのである」と訓示をしたその管理者が、腹心の部下と屋台でコップ酒をあおりながら、「俺の人生は灰色だ」といった泣き言をいっている。


 また、「勉強する時間はその気になればいくらでも創り出せる」と言っている管理者が、自身はカラオケやマージャンの時間をやりくりする名人であり、自己啓発などどこ吹く風、というような態度であったりもします。
 さらに「部下のくせに上役の陰口をきくなどとんでもないことだ!」といっている管理者が、部下の前では建設的とは思えない自分の上役の〝悪口〟を平気で言っていたりもする。


 有言不実行は能力開発だけではありません。日常の職場管理の様々な面にも見受けられることです。 
 管理者といえども人間です。『すまじきものは宮仕え』は先人たちが辿ってきた道でありいつの時代も同じであることには変わりないでしょう。殊に働く者の価値観が多様化し経済社会面でのこのご時世を勘案するとぼやきたくなる気持ちは分からないではありません。しかし、平素のOJTの効果を勘案すると果たしてどんなものでしょう?


 では、<上役・下役・ご同役>をはじめサラリーマンの皆さん『克己心』を 醸成し、心身共に逞しくサラリーマン人生を過ごしましょう。方法無き努力は〝あがき〟ともなります。書籍は読まずともキーワードを豊富にしてネットを検索すれば個人差はあってもヒントは得られると思います。


 では、週明けの今日も一日お元気で!。今回もご覧くださりありがとうございました。



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『管理者研修』 (403) 「理論なき経験は 経験なき理論に勝る」(その2)

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                           【リンク修正 大幅加筆修正
ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 こんばんは。今回の読み手は新任管理者および在任管理者並びに候補者を想定しました。そのため一部「Z世代」の方もおいでと考えました。テーマの時代背景から古色蒼然とならないよう敢えて講演風にしました。(約15分)
 ただし、いかにも長くなりました。よろしければお手すきの時御覧ください。
【注】トーンを落とさないよう一挙に掲載しました。本文は61行目の点線以下です。
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 からくり鳩時計が鳴き、日付が変わり12月8日(日)となりました。因みにアメリカ時間では一日前の7日(土)です。ここに開戦後米国人の反日感情を煽ることになった要因があります。来年1月退任する米国第46代大統領ジョー・バイデン氏生誕の前年である1941年12月8日未明は日本と世界のリーダーたるアメリカとの間での3年半に及ぶ太平洋(大東亜)戦争が勃発した日です。
 学校では教わらなくてもおそらく今日のテレビ番組でもいずれの局かで何らかの形で多少は報道されることでしょう。


 一方南方のマレー沖海戦では翌々日10日別機動の海軍航空隊が英国東洋艦隊と激突し、当時世界一の戦艦および巡洋戦艦を撃沈し勝利した日でもあります。俗っぽい言い方をすれば、おそらく英国は失った艦名(「プリンス・オブ・ウェルズ」)からしてプライドおよび戦意をいたく叩かれたように思えます。真珠湾攻撃のような派手さは無く戦死者数は少なくても犠牲者はいた訳で、忘れてはいけなように思います。追悼の念も込め敢えて記載しました。
 なお、歴史的事実を記載しているだけで軍国主義者ではありません。誤解いただきませんように(念のため)。


 『事実は小説より残酷なり』です。戦争は例外としての美談もあるが、悲惨であり残酷であり人間とは思えない行為を取らせる。これは第二次世界大戦中でのヨーロッパ戦線の<事実>を見聞きしてもある程度は推測できます。


 日本には幕末から『勝てば官軍 負ければ賊軍』の諺がある。スポーツと違い〝フェアな戦争〟などある訳がない。日本史の研究家であった武者小路実篤のご子息のお話によると戦争が人を狂わせることは、ごく一部とはいえ味方同士を含む日本軍だけでなく米軍にもあったと、思想とは関係なくご教示いただいたことがあります。


 戦争には戦時国際法が適用されるが<ルールなき掟>の連続である。勝つか負けるか、生きるか死ぬかの場であるから感情の赴くままに行動することは大脳生理学的にも理解できる。
 ただ、感情脳細胞が機能している間は兵士が重傷を負い不幸にして死ぬ間際に「母親」の名前を口にするのは、日米共通だったように思えます。 


 食うか食われるか、やるかやられるかの戦場での<限界状況>に置かれれば本能である生命欲求が剝き出しになるのは当然のことと言えましょう。誰も責められません。
 しかし、ウクライナ戦争の現状は画像を通しているだけでその実際を知りません。私が知る限りでは、おそらく私自身を含む多くの方が「対岸の火事」と見ているように感じます。


 以上駆け足で申しましたが、スマホ・SNSの〝情報過多〟のご時世、今回テーマとして採り上げた三行の言葉を、マネジメント組織におけるPM理論を含む「リーダーシップ論」と比較してみてください。旧海軍リーダーの体験に裏打ちされた『言葉』は、簡にして要を得た<人の本性>を突いていると思えます。サラリーマンには一般担当者でも中堅社員以上なら解説不要と思います。


 かつて、ロールシャッハ・テストを教わった性格心理学の授業で一人っ子は家庭の躾(しつけ)次第で我儘になると教わった。かくいう私もその一人です。初級社員の頃先輩からはもっとひどい決めつけ方をされ嫌な思いをしたことがある。しかし、「笑いの研究」で述べた通り、当たらずとも遠からずで反省すべき点はありました。


 少子化の現在世間には、家庭では自室を与えられ両親でも入室させない話は少なからず見聞きします。家庭だけでなく外出先でもスマホ浸りで人の気持ちが理解できない人もいることでしょう。
 これでは「唯我独尊」、折角縁あって入社しても内向的性格云々より「過保護育ち」で協調性に悩み、残念ながら退職を余儀なくされるケースが出てきても不思議ではありません。


 だとすると勿体ない話です。担当していた職種によっては再就職に当たって同一業種への就職を法的有効性はともかく、期間付きでの「禁止誓約書」を求められるかもしれません。。せめて次への準備を考慮して「就業規則」に則り引き際を綺麗にして辞めましょう。  
 何を言おうとしているかがお分かりになりますか? 先へ進みます。


 17年前ブログ開設第一回目のタイトルは、産業心理学」の影響を受け『サラリーマンの幸不幸は 上司にあり』と、批判覚悟で体当たりでスタートしました。後にネット検索したところ既に同じタイトルの書籍が出版されていることを知りました。別に盗作した訳ではありません。これは戦国時代の武将だけでなく、心身共に拘束された陸海軍にも通用することでしょう。


 「教養とは何か?」についてはテーマとして採り上げ意味付けしたことがあります。高学歴者で仕事は出来ても『教養』の無い、換言すると『人格的』に欠陥がある人に仕えた部下は不幸です。
 コンプライアンス重視の時代、多民族国家は知りませんが、日本ではこれまでの各界ニュース報道から危惧されることはありました。以上を序論として本論へ入ります。
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 さて、アメリカは開戦に当たって、日本の資源・工業力だけでなくCIAなどの諜報機関を通して「事実」に基づく日本人の<国民性>を良くも悪くも把握していた筈です。確かに当時日本の良き国民性は現在の地方には未だ残っていても<無関心・無感動・無気力>の三無主義に代表されるSNSのご時世の都会の平均的それとは違うように思える。


 ABCD(米国・英国・中国・オランダ)ラインの石油の9割削減をはじめとする経済封鎖で日本が〝孤立化〟し、開戦すれば真珠湾またはアメリカ西海岸への攻撃があることは、アメリカ側に把握されていた。加えて日本の行動(真珠湾攻撃)を誘い出すようアメリカに仕向けられていたと昭和時代の著名評論家から聞いたことがある。


 日米開戦に最後まで反対していた一人にケネディ大統領の母校でもあるハーバード大学で学んだ山本五十六海軍大将(戦死後称号元帥)がいる。40代に入り米国日本大使館付武官として米首都「ワシントン」での駐在経験があったこともあり、米国の資源・工業力をはじめその底力を見抜いていたと伝わっている。
 そのため当時のことである。山本のような反戦論者は海軍上層部の高官であっても刺客に狙われることが危惧されたようである。


 山本大将の在籍した海軍は組織である。人事は組織(海軍軍令部)の「専決事項」であ
り組織の命令には従わざるを得ない。今でいえば本店所属部署から不本意だったようだが現場最高指揮官である連合艦隊司令長官として就任する。


 開戦に当たり山本長官が危惧していたことは、上記した宣戦布告の遅れであった。開戦当日はあいにく日曜日だったこともありワシントンの日本大使館は休日と重なりベテラン現地職員は休みであり要員的に手薄であった。そのため内地からの宣戦布告の暗号解読および事務作業に手間取り、山本が危惧していた米国への開戦通告が遅れた。


 これにより真珠湾への空爆による先制攻撃が「リメンバー・パールハーバー」(真珠湾を忘れるな!)の言葉に表された奇襲攻撃として米国民には「不意打ち行為卑怯なり」の反日感情を煽り立てる。
 山本が参謀長ほか部下達に「なんだって? だから私があれほど口を酸っぱくして言っていただろうに。何を今さら、バカモン‼」と、私なら間違いなく怒鳴りつけるところです。が、名提督として語り継がれる方である。じっと堪(こら)えていたことでしょう。
 結果してルーズベルト政権は経済面での米国民の不満の目を日本へ逸らすことに成功する。


 ときに日本軍隊には「上官の命令は天皇陛下の命令と思え!」といった言葉がまかり通る特殊な階級社会であった。同じ階級でも一日でも早く昇進・昇格した先任将校(部課長級)が幅を利かし下士官(係長・職長・主任・班長級)・兵隊も同様だったと聞く。無論のことそうした組織を賛美するつもりは毛頭ありません。


 日本には「大和魂」があったが、一方米国には「ヤンキー魂(?)」があった。ビジネス社会と同じく精神力だけで戦えるものではない。開戦後徐々に物量を含め差が歴然となった。戦時中の世界地図(日本作成版)を見ると本土を中心にして日本領域は真っ赤である。
 東西南北へ手を広げすぎたことで補給路が絶たれたこともあり、「転進」というと聞こえは良いが早い話退却を余儀なくされ実質敗退に次ぐ敗退で疲弊した。


 結果して内地・外地共に多くの尊い人命が失われ、物的にもメチャクチャともいえる壊滅的被害を受け敗戦を迎える。
 その多大な犠牲を乗り越え戦後奇跡的回復を遂げた。あなたの直近のご先祖様を含めた先人の苦労の延長線上にスマホ・SNSのネット社会の現在があることを忘れないようにしたいものです。閑話休題。


 山本は実戦経験があった。前回記載した日本海海戦に士官候補生(課長見習い)として参加し戦闘中に乗艦した艦内で砲弾が破裂し重傷を負う。が軍医のお陰で介護不要の負傷程度の後遺症で済む。


 米国との開戦1年半後、山本大将は現場第一線視察の途上、暗号を解読し待ち受けていた米軍機によりブーゲンビル島上空で搭乗機が撃墜され戦死する。救援隊が島に着いた時、撃墜された機内に山本は搭乗時の座ったままの姿勢(?)で発見され荼毘に付され帰国する。後に皇族・華族以外では初めての「国葬」となる。


 『味方千人 敵千人』の世の中、将棋好きの山本五十六の人物評価は人様々でしょう。それでも次の言葉があり、とりわけ〔その1〕がつとに知られている。あなたもご存知かもしれませんが、平成生まれの方もおいででしょうからご参考までに記載します。


〔その1〕 『やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ』
〔その2〕 『話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず』
〔その3〕 『やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず』 


 人には男と女それぞれに性(さが)があるが、ここに掲載した名言は老若男女いずれを問わず通用するものと考えます。
 何事も知ると出来る(た)は大きな違い。<人の本性>を知悉したリーダーの先輩としての『実践的名言』は、管理者が日頃の部下指導上での役割行動(モラールアップなど)を振り返りに活かしたい言葉だと考えます。他の軍人にも名言があるようですが、興味のある方は各自でお調べください。


 経験則に裏打ちされた<人の本性>を知悉した人の言葉には『説得力』があるからこそ『名言』として未だに語り継がれているのでしょう。
 ここで申し上げたいことは、教科書にも載らない軍人の言葉だから「スマホ・SNSの時代」にはマッチせず役立たないと<先入観・固定観念>で決め付けないことです。何が言われているかの『真意』を捉えることが肝要だとこれまでにも繰り返し申し上げてきました。 


 では、昨日から今月20日までは旧暦二十四節気の一つ「大雪(たいせつ)」に入り、地方によっては本格的な雪の降る時節となりました。新型コロナは収束しても未だ終息したわけではありません。インフルエンザだけでなく深く静かに潜航する「細菌性疾患」にも油断せず年末年始に向けお励み下さい。



【リピーターの皆様への参考】男(女)の修行(同じく「山本五十六」の名言)
               ・苦しいこともあるだろう
               ・云い度いこともあるだろう
               ・不満なこともあるだろう
               ・腹の立つこともあるだろう
               ・泣き度いこともあるだろう
              ☞・これらをじっと
                こらえてゆくのが
               ・男の修行である


           【特注】 男女雇用機会均等法に続けて施行規則が施工されtて30
                年。女性が危険職種を含む各分野に進出し活 躍している
                                                       現在,性別を問わず共通する言葉と考えます。 
                                        (文責)「寺子屋 ラッキー」(この項 終り



『追記』 SNSのテンポの激しいご時世ではテーマがマッチしなかったようでどうも反応が
    感じらません。テキスト風に書けば原稿用紙1枚もあれば足りることです。トーン
    が落ちないよう別けずに書くのが癖となっています。
     しかし、リピーターのあなたにはプロダクトアウトあり、マーケットインとはい
    えません。今回を最初で最後とし次回からは読み手がウンザリしないようスリム化
    します。
     なお、年内を目途にけじめを付ける予定でしたが、格別の理由もありません。
    先を急がず投稿頻度はタイミングを見計らうよう調整することとします。


     とにかく昨日と今日の二回に亘り、20分近く貴重な時間を割いてお付き合い願っ
    たあなたにはお礼申します。良い休日をお楽しみください。(12/8)17時35分現在
    (以上)    



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『管理者研修』 (402) 「理論なき経験は 経験なき理論に勝る」(その1)

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ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 こんばんは。土曜出勤に当たっていた方はご苦労様でございました5年前、当サイトへ引っ越してきた8月に「学問なき経験は 経験なき学問に勝る」と題して投稿したことがあります。今回はこれまでの振り返りと次回への繋ぎで、タイトル・テーマともに替えています。(念のため)


Verdana">さて、大分前にも書いた通りNHKでは経費節減のためか再放送が予告も含め目立ちうるさく感じる。ネットでの評価も低い朝ドラは若者受けを意図しているようです。一分幾らで勝負している民放ならいざ知らず、井戸端会議の延長ような番組に受信料(税)を払う公共放送より無料のYouTubeの方が役に立つ。


Verdana">経営者は大河ドラマの視聴率が出張先のホテルで見ていても気になると国会経営委員会報告の場で聞いた覚えがある。かつての1年かけて視聴者を惹きつけた連続テレビ小説が懐かしく想い出され残念に思える。


一時期いろいろ問題が噴出していたこともあり「隠蔽体質」になっていたのでしょう。渋谷の同局へ電話しても視聴者の声をカスタマーセンターが取り次がず不快な思いをさせられたことがある。はねつけられた声は同局のサービス(再放送)として現在盛んに衆知している。


その点、同じ話でも地元局は上級役職者の電話応対に加え後からメールでも返信願い却って恐縮した。記録性のあるメールは未だに保存してあるが、無論のこと家内以外には見せたことは無い。


Verdana">話を戻して、その点再放送でも例外として「坂の上の雲」があります。見ている限り戦争の<悲惨さ・残酷さ>はさほど感じられません。司馬遼太郎の同著の行間では読めない『血の通う人間』が描かれていて今観ても興味が惹かれます。脚本家と役者のどちらの力が上なのでしょうか?


事実は知らないがレストランで著名な劇作家とこれまた有名な役者がどちらが上かを論争した話があった。結果してその場で役者がテーブルに置いてあった単なるメニューを読んで居並ぶ客を泣かせて証明したと伝わっている。


Verdana">日露開戦当時、バルチック艦隊との決戦を控えた邀撃作戦を立案した海軍作戦参謀の秋山真之(後に中将)のコトバとして「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」があります。その点、御社はいかがでしょう?


Verdana">旗艦『三笠』は戦後米軍に撤収され一時期ダンスホールに改造され使用されていた。その後関係者の尽力で往時の姿に修復され世界三大『記念館』として保存され自由に見学できる(有料)。

現在ところ自衛隊が管理し艦の清掃は自衛隊員有志のボランティア活動を得て行われていると聞く。


Verdana">見学しての感想は、戦後日本経済の復興に大きく寄与した造船・自動車・運輸・光学機器業界・航空(ペンシルロケット)等に継承された日本海軍の技術(能)力が偲ばれ誇りに思える。


スポーツ界をはじめどこの世界にも「勝ち組」と「負け組」が存在します。法人としての生命体を持った企業にも寿命があると学校では教わりました。Verdana">いつの時代も御社を取り巻く経営環境と同じかもしれません。この時期冬の賞与が期待できずに見切りを付け転職準備を整えている社員がいても不思議ではありません。


Verdana">「記録は破られるためにある」という台詞がありました。ただ、直近の大量解雇の延長で年末にきて大型倒産を含む企業倒産件数の更新記録ニュースだけは聞きたくないですね。


前に「経営理念は 社員の家族の 運命さえも左右する」と題して申し上げたことがあります。これは、「株主」に対しても同様である

例えば、「証券取引法違反」で東京地検に逮捕され当該企業が上場廃止となったIT産業の元経営者がテレビ出演しての発言内容を聞いていると、元経営者の手腕と企業の将来性を信じて株式投資し資産を失い生涯設計が狂った定退者からすると大いに疑問を感じ腹立たしく思う。

Verdana">「春の来ない冬はない」。これからも組織の核としての管理者が中心となりZmso-ascii-font-family:Verdana;mso-hansi-font-family:Verdana">世代とも<危機意識>を共有し桜が開花する6年度末に向けてお励みください。


最後にこの場を借りて訪問者の皆様に申し上げたいことがあります。不特定多数を対象に<ライフワーク>として始めた当ブログです。開設以来のブログサイトが閉鎖となりゼロからの出発となりました。


ムラゴンブログさんおよびにほんブログ村さんにお世話になって5年半が経ちました。批判者をはじめ訪問者の入れ替わりはあるものの、あなたをはじめとするリピーターのおかげで訪問者数は累計では20万件を越えました。遅ればせながらお礼申します。


とにかく今のところブログが<独り言、寝言>の場にはなっていないようです。ただ、足跡が残らないよう設定してあるためデータが無く『聴衆分析』ができず「PDCA」が回せません。

そこで、この一年リピーターになっていただいた方を対象に<人の本性>を踏まえた『人を動かす名言』を紹介いたします。よろしければ明日12/8(日)午前零時以降に御覧ください。

ただし、ネット投稿するだけです。キーワード設定など時間のかかる更新作業は別途行います。


Verdana">なお、生成AIVerdana">に頼らず限られた時間で仕上げる素人ブログでも、自己評価すると出来不出来があります。ブログ投稿のタイミングが分からず投稿すると、出来はともかく読んで頂きたいブログにも次々と覆いかぶさりやがて過去記事に埋没します。どうもつまりません。


Verdana">ついては、社員教育としてブログで採り上げる内容にはどうしても制限されマンネリ化します。緊急避難で始めたためカテゴリーも間違えました。

そこで、来年からは「ブログタイトル」は従来通りとし量を減らして質を取れるよう創意工夫したいと考えます。新たな切り口からタイミングを見計らいながらボチボチ更新していくよう努めます。


では、明日テーマ記事を更新します。遊びにおいでいただきありがとうございました。



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『社員研修』 (260) 「3ムを減らし 生産性を向上させ 完全週休二日制の実現を!」

                            (2020年8月23日 投稿分)
                            【リンク修正 加筆再投稿】
ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 こんにちは。週休三日制が話題になる現在です。一方半ドンも含め土曜出勤の方もおいででしょう。因みに働き方改革が求められているご時世です。どんな制度も導入にはデメリットを伴うのが普通です。それでもこの先お世話になるかもしれない介護施設への非正規社員の求人も「完全週休二日制」が未実施だと不人気と聞きます。
 今回は業務の与え方・受け方について、上司・部下双方の立場から採り上げます。


 早速ですが、部下が無理と思える仕事を避けることは、どうも消極的に思えます。普段のあなたの仕事ぶりを見ていて、職場でのあなたのことを一番良く知っているのは、あなたご自身より一番身近にいる直属上司です。あなたならそれだけの仕事ができるという「信頼」の元に、今の仕事が委任されているのです。


 ですからもしムリだと思っても、それをやり遂げるよう努力はしてみることです。仕事から、〝逃避〟していては、いつまで経っても実力は付きません。また、あなたの「潜在能力」が顕在化することもありません。


 しかしそうは言っても、上司も人間です。あなたの能力を〝過信〟している場合もあります。そのためあなたの能力以上の仕事を課してくることも十分考えられることです。その時は、上司と良く『相談』しましょう。上司の期待に応えようと無理に背伸びをすると、自分を追い込むかもしれません。普通、上司は部下が精神的に追い込まれる前に、あなたの行動を日々見ていて、事前に察知はすると思います。


 ただ困るのは、あなたの育成を<意図的・計画的>に考えての課業配分ではなく、部下の現状も把握せず、むやみやたらと押し付けてくる上司がいた場合です。結果責任を負うとはいえこうした上司がいては、その職場のモラールは低下し業績が上がるとは思えません。
  
 ここであなたにも再認識していただきたいことは、会社は「生活の糧」を得る場です。求人票フォーマットの限られたスペースへの記載は無くとも、会社は好きな仕事ができると考えたとしたら甘いです。


 特記すると人はあくまでも「仕事」を通して伸びていくものだということです。換言すれば、「仕事が人を育てる」のです。
 そのためには本を読み、インターネットで情報収集し、程度の差こそあれ知識・技術(技能)の習得を図るなどの「自己啓発」をして『能力開発』する努力も必要となってきます。


 「天は自ら助くる者を助く」は欧米でも通用するようです。そうすることで定年後の嘱託としての再雇用も一律ではなく有利な条件が得られることもあるでしょう。


 とにかく始めての仕事は誰でもが試行錯誤し限られた要員で職場運営されているご時世です。時には上司への事後承認(?)になっても「残業」続きで苦労することもあるでしょう。これは「正社員」なら無理ならぬことでもあります。ですが上司はそうした積極的姿勢のあなたに対しては、指導や協力は決して惜しまないと思います。
 ただ、慣れない仕事で苦労した結果の仕事の〝出来栄え〟を、上司がどのように評価するかは分かりません。結果は二の次です。


 それよりも「部下育成のメリット」でも申したように部下が仕事をやり終えた時に味わう「ヤッター!」という<満足感・達成感・充実感>は、何ものにも代えられないことです。お金では買えません。これが、将来の管理者としてのあなたの自信へ繋がるものと、私は考えます。『経験こそ我が師なり』です。


 とは言っても仕事への「取り組み姿勢」は、最終的にはあなたが決めることです。ただ、「ヤラサレ意識」が強いと仕事だけではなく会社へ行くのも嫌になり、最悪出社拒否症に陥ることが懸念されます。しかし、定年後を踏まえた将来の自分と大切な〝家族〟のためだと思えば、今は多少辛くても頑張れるのではないでしょうか。


 その点、<ム・ム・ム>を無くすことを『三無主義』といい『ダラリの法則』とも言われます。定年まで大過なくと組織にドップリ浸かり、身も心も「ダ・ラ・リ」としているようでは困ります。


 例えば、前に問題提起した「会議の進め方」を振り返ってみてください。会議の性格もあり一概には言えないものの顕在司会者である議長と潜在司会者である参加者とのいずれもがその役割を心得て参加する。結果して会議を効率的・効果的に進めていけば無駄な時間を排除できます。
 指定都市某地方自治体も同じでしょう。単なる勘ではなく裏付け資料があって申しています。


 昔は課長から「オイ松木、さっきから何をしゃっべているんだ。勤務中だぞ。私語を慎め!」と注意されたものです。生産ライン現場は別としてこれでは事務処理の生産性は低下するかもしれません。スマホで気になる持ち株の株価の〝分足〟をトイレで見ていては就業規則違反として懲戒処分の対象になるでしょう。


 しかし発想を喚起させ業務効率を上げるためパソコンのメディアプレーヤーに保存したお気に入りの曲をイヤホンで聞くなら許容されても良いように思えます。そのための音楽名を具体的に一曲だけ著書で紹介されている現役当時に能率学を指導していた元教授がおいででした。


 勤務時間は中身が勝負です。マンネリ化した会議運営時間あるいは日報の作文に費やす時間だけでなくパソコンを前にしても漫然と過ごさず、ビジネス文書もパラグラフシステムを応用して作成時間の短縮を図る。人の人たる証明ともいえる『創造力』を発揮してAIに負けないよう創意工夫して成果を上げましょう。そうすることで業種・業態の違いはあっても総労働時間を変えずに労使双方知恵を出し、『完全週休二日制実現』への条件を整え、その途を開くことを可能にしたいものです。


 会社は生活の糧を得るだけでなく人によっては<自己実現>を図る場でもあります。これからの「ビジネスパーソン」は〝やらされ意識〟を捨て、いくつになっても仕事に挑戦する「気概」を持ち続けたいものです。こうした姿勢がこのご時世における生き残るサラリーマンへの道だと考えます。いかがでしょう。御同輩? とにかく年末年始に向け大いに頑張ってください。今週もお疲れ様でした。


『追記』 SNSのご時世「謙譲の美徳」は通用しないようです。「合理化」が必要な場合も
    あるようです。
     当ブログは単なる体験談ではありません。言語データも含めそれなりの裏打ちは
    あります。今回も「マネジメント論」をベースにご理解いただけるようお話してい
    ます。
     しかし、一方的に講義調で書くと教場と異なり読み手の反応が掴めません。意
    見・質問を想定するとどうしても長くなります。そのようなことで今回も長くなり 
    失礼しました。
  
 では、今週もお疲れ様でした。良い休日を。ありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
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