『管理者研修』 (385) 「管理者にとっての 上手な話し方とは?」
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寺子屋ラッキー
こんにちは。あなたはIQ検査を受けたことがおありですか? 私はIQに自信がなく公務員試験も避けました。転職の時代、IQよりもEQが大事だと個人的には考えます。
過日ベッド床数500以上の大きな病院のHPに、今は記載されていないが「ロールシャッハ」という言葉を見かけたことがあります。若い頃IQと同じく心の状態に不安を持ち同タイトルの文庫本を購入したことがあります。クレペリン検査と違い見方が分からず、参考になったのは某短大主催のビジネスセミナーで気功法(八段錦)と同じくご指導いただいた「矢田部ギルフォード性格検査」でした。
今にして思えば若い頃は誰でもあれこれ精神的に悩むのが普通でしょう。幸いしたのは83歳まで長生きして市長にもなった、ギョエテをはじめ30近くの日本語訳のあるゲーテの『若きウエルテルの悩み』に興味が無かったことです。そのため戦前の若者のように「人生不可解」と悲観することがなかったことです。
さて、人は同じものを見聞きしても十人十色。良い悪い、上手下手、好き嫌いと評価が分かれるものです。感情の動物ですから当然のことです。
たとえば、あなたもご存じの「ルビンの盃(壺)」もどこを図としてあるいは地として見るかで盃のほか人が向き合っている図にも見えます。そのように意図的に描いてあるからですが、両方同時には見えません。
しかし、同じ〝だまし絵〟でも「娘と老婆」となると、どちらか最初の印象が先入観として刷り込まれると簡単には反転しません。そこで教場では、もう一方のどこに注目するかを幾度となく説明して「アッそうか!」とはじめて分かる方もおいでです。興味のある方はネットで検索してみて下さい。
ここで申し上げたいことは、書き出し二行に記載した通り「人の見方」でも同じです。そのため人事考課表の人物所見欄で限られたスペースに限られたコトバで部下の人物像を的確に表現することは苦労が要るといえましょう。
以上を前提に管理者に求められる『上手な話し方』で意識を向けたい事項があります。3点に絞り<独断と偏見>で申し上げてみたいと思います。
またしても長くなってはいけません。以下はタイトルを替え次回投稿する予定です。
では、良い週末をお楽しみ下さい。ありがとうございました。
❒ 管理者研修講師『人材教育研究所 』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
しよう ‼」)
#マネジメント
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