社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (181) 「挨拶の意義と 心得三条件」(※)加筆修正再投稿

【2022年09月08日 再修正投稿分に加筆】



 こんにちは。SNSの時代加えてコロナ禍のご時世で挨拶を不得手とする方はおいででしょう。しかし、昭和二世当時からのことであり決して珍しいことではありません。そこで「挨拶の働き」について、これまでのまとめを兼ねながら再提起します。


 さて、挨拶(あいさつ)の心得としては、どうせするなら<明るく、いつも、先に、続けて>したいものです。以下補足しますと、


  〇 あ・・・・・・綺麗な声というよりも、陰にこもらず(あ)かるい気持ちをのせて
  〇 い・・・・・・気が向いたらではなく(い)つも
  〇 さ・・・・・・できれば(さ)きに
  〇 つ・・・・・・思い付いたその場で終わらせずに、(つ)づけて


 ということですが、礼儀・作法とは別の観点から考えると易しいようで思いのほか難しいことです。SIMPLE IS BESTとは言え、これでは不親切と言えましょう。「社員教育」として以下3点に絞り説明を加えます。


 コロナ禍で見かけなくなった光景ですが、あなたが出勤時1階ホール―でエレベーターを待っていたとします。そのような時、次のような〝目上〟の人から声を掛けられた経験はないでしょうか。前に並んでいた普段話をする機会のない御社の社長が振り向きざまにあなたと視線が合う。
 「オー松木君おはよう! 久しぶりだな。元気にやっとるかね?」と親しく声をかけられる。このような場合、声をかけられた当人はどのような気持ちになるでしょう。予期せぬ出来事ではあっても、朝から気分が悪くなる方はおいででしょうか。おそらく反対のはずです。敢えて決め付け的言い方をしますが、そこが人間の性(さが)というものです。


 ニコポン管理と同じく気安く相手の肩に触れることは別として、言い方に問題のない挨拶をして相手に無視されるようであれば、理由はともかく職場の「人間関係」は普通までいかないように思えます。


 前にも申し上げた通り、ここに『人間関係論』からみた挨拶の働きに「人を動かす力」があり、商売の秘訣もあります。これを裏付ける人の機微に長けた総理経験者のエピソードを前に採り上げました。
 「挨拶の仕方」は相手により、場合により、時により様々ですが、次の三条件は心得ておいて損はないと思えます。


 第一は、挨拶は積極的に、できれば先にすることです。
 先手の挨拶は、相手の警戒心を取り除き、相手をリードする働きがあります。
 今年貰った賀状のことを考えてみて下さい。これは「年始の挨拶」です。あなたが出さなかった相手から賀状を貰っていた場合、あなたはその人にどんな気持ちになりましたか。
 「あのヤロー、俺が出さないのに勝手に寄こしやがって。いまいましい奴だ!」と、不愉快になりましたか。そのようなことはないでしょう。それと同じです。


 第二は、できれば内容と仕方を工夫することです。
 学校ではないのですから、「オッス!」など単なる〝合図〟であっては効果がありません。どうせするなら暖かい「関心」を示したものにしたいものです。
 この<秘訣>は職場なら「おはようございます! 昨日は帰りがけに飛び込みの仕事が入り大変でしたね。今朝は早くからお疲れさまです」といったように〝一言添える〟ことです。これは相手が同僚だけでなく、あなたの上司に対しても同じで〝ゴマすり〟とは違います。


 第三は、挨拶は「投げ」、返事は「受け」だということです。詳細は7/19投稿記事『社員教育』(114)で「返事が無いのも 返事」として記載しました。よろしければご参照下さい。


 ときに歴史ある王室での最長君主(国家元首)エリザベス女王二世の訃報を知りました。英国は夏目漱石の留学地でもあります。江戸幕府寛政の改革(松平定信)当時、ネルソン提督で名を馳せた大英帝国海軍は世界の七つの海を制覇し、ユニオンジャックの旗のもと太陽の沈まない国ともいわれた。
 映画では『女王陛下の007』でも知られた殺しのエージェント(架空の秘密諜報機関員)「ジェームズ・ボンド」の舞台ともなった紳士淑女の国です。
 国内は日本と異なりUK4地域からなる複雑な事情のあるイギリスのようですが、『その時歴史は動いた』の伝統ある王室に節目をつけたようにも感じます。


 英国は日本海海戦での旗艦「戦艦三笠」(1万5千トン)の建造国であり日露戦争では日英同盟を締結した仲であったが、太平洋戦争では日米関係と同じく敵国同士として海軍・陸軍共に戦った。それでも日本皇室とは昭和天皇当時から良い意味での深い関係があると聞きます。
 戦後上皇さまが皇太子当時出席したエリザベス女王の戴冠式と同じく、国葬への参列のため関係部署は出席者の準備・『調整』でこの先多忙を極めることでしょう。ありがとうございました。


【追記】招かざる台風の襲来で、連休に予定していた楽しみの先送りは致し方ないようで
   す。これまで幸いに被災体験がなければ先ずは大丈夫と非常時対策が不十分というこ
   とがあるかもしれません。が、世の中まさかのこともあり「油断大敵」です。
    『備えあれば患(うれ)いなし』。台風情報に応じた「予期せぬ災害」に備え早め
   早めに手を打ち安全を確保してお過ごし下さい。


    ライフラインの保守で出勤される方はお疲れ様です。使命感、責任感もさることな
   が、先ずは安全第一で保守・復旧作業に当たって下さい。そのため家を守るご家族
   は、ご主人・お子さんを普段以上に気持ち良く送り出す心配りが必要だと思います。 
                                     以 上



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)