『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』  (132) 「創造力の向上を図るには 物事を幅広く知ろう」

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 おはようございます。


 職場の管理者は、マネジメントの仕事の側面には「業務管理」・「目標管理」などの各種『管理業務』があり多忙な日々をお過ごしでしょう。さらに仕事の側面には<サービスの向上><需要創出>を含む『仕事の改善』があり、組織目標を達成するには職場メンバーの『創造力』を発揮させることも管理者に求められる大切な<役割>です。


 この『創造力』だけは人間だけにしか発揮し得ないものと認識しています。テレワークの促進が求められるご時世でも、コンピュータに管理者の役割代替を求めるには限界があります。非常時発生とも言えるコロナ禍の現在は『創造力の発揮』が殊のほか肝要なことです。


 過日社員研修の中でも申し上げましたが、創造力には<吸収力(好奇心)・記憶力(基礎知識力)・推理力>が必要となります。この中で記憶力はコンピュータに太刀打ちできないが、利用する知恵が人間にはあります。残った二つの現状と将来はどうなのでしょう。


 よく「雑学」を馬鹿にする人がいますがそんなことはありません。普通「無から有」を生み出すことは天才でもなければ不可能に近く、自分の知らないことで「アイデア」を出すには限界があるでしょう。


 発明王トーマス・アルバ・エジソンは「私を天才と呼ぶにはあたらない。なにもかも精一杯の努力によるものにほかならない。99%までがパースピレーション(汗)であり、あとの1%がインスピレーション(ヒラメキ)に過ぎない」と、いっている。


 ですから、これからのビジネスパーソンは専門能力を高めるだけでなく、意思決定能力(判断力・決断力など)を向上させるためにも、たとえ少しでも物事を幅広く知っておくことは大切なことだと考えます。
 そのためにはSNS活用が促進されるご時世ではあっても、日頃から「ヨミカキスル(語呂合わせ)」ことを習慣付けたいものです。以下語呂合わせに沿って箇条書きします。


 ・ヨ・・・・・・本・新聞・雑誌などを<読み>あるいはインターネットを活用し知識を貪欲
        に吸収する。


 ・ミ・・・・・・ものごとに好奇心をもって<見て>観察力を養い問題意識醸成の糧とする。


 ・カ・・・・・職場風土に起因している場合は別として、言われたことを言われたとおりにす
      る指示待ち族ではロボットともいえ感心できないため<考える>クセをつけ
      る。また、人間は忘れる動物でもあり、思いついたらその都度メモするなどし
           て自分なりの意見として整理しておく。


 ・キ・・・・・結果して成功談・自慢話になることもあり敬遠される上司の苦労話・失敗談な
      どをはじめとして人の話を<聞き>「間接体験」を増やす。
  
 ・スル・・・いろいろな機会をとらえ未知の分野を「直接体験」し、あなたの能力を高める
      一助とする。  


 以上を意識的に『実践』すればオンライン授業では習得できない貴重な<財産>となります。また、いくら混沌とした時代でも培った頭の中身を他人から盗まれムダになることはありません。
 「翌檜(あすなろ)」が死語(?)となっている時代、どうかあなたも切磋琢磨して『潜在能力』を開発し<未見の我>に向かって大いに挑戦して下さい。
 なお、次回は予定を変更し<業種・業態・企業規模>を問わず職場メンバーの「知恵」を活かす方法を改めて考えてみたいと思います。


 では、今日から月末にかけ給与支給日を定めている企業が多いことでしょう。ネットでチョット奮発して食料品を取り寄せ「心豊かに」良い週末をお過ごし下さい。ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


【追記】 : 『リピーターの皆様へ』
      お立ち寄り頂きお礼申します。今回投稿時に当初予告したブログ記事は「ミニ
      講演会」として別途投稿します。勝手ながらご了承下さい。(寺子屋ラッキー)


『社員教育』 (104) 「生きがいを明確にして 能力開発に努めよう」

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 おはようございます。


 能力開発の問題を考える場合、会社にとってそれが必要なことであり、能力化を求められているからだという考えの人が多くいます。それは社員として当然の考え方でしょう。
 しかし、能力開発の目的はただ会社が必要だから、会社から要求されるからというだけではありません。単に会社の役に立つからというのでは問題です。何故でしょう?


 社員がその会社で働くのは会社のためだけでしょうか。「三人の石工」を例に挙げ問題提起した通り、そうではないはずです。その社員自身がその会社で働くことによって自分なりの<生きがい>を求めるということではないでしょうか。生きがいの条件は自分の様々な欲求を正しく満たすということです。そうしたことから考えますと能力開発の目的もやはり同じだといえるでしょう。
 つまり、能力開発は義務とか強制でするものではありません。止むに止まれぬ自分の欲求を実現するための手段であり、そこに生きがいがあるという状態が望ましいわけです。


 『生涯教育』という言葉をお聞きになったことがおありでしょうか? 能力開発は生涯の課題であり、目標でありたいものです。これはあなたが生きがいを求めるのであれば当然のことだと思います。
 考えてみますと社員のほとんどは毎日のビジネス活動の中で様々な能力上の問題にぶつかっています。それらは上手く解決できるものもあれば解決できないものもあります。『能力開発』はこうした問題を解決するのにも欠かすことのできないものです。


 コロナ禍で混沌さが続いている公私共に厳しいご時世です。どうかあなたも能力開発に今後とも挑戦し続け、「超高齢化社会」に向けて<生きがい>を見失わないようにしたいものです。


 では、今日も一日安全に配慮しお元気で。ありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


『社員研修』 (103) 「自己啓発は 誰からでも学ぶという謙虚な姿勢で」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。今日は貴重な晴れ間が広がり気持ち良く過ごせます。


 さて、これまで採り上げてきた職場における『能力開発』とはどのようなことをいうのでしょう。それは一面「情報を集めそれを役立たせること」とも言い換えられます。


 では、「情報」とはいったい何でしょう?
 情報は単なる知識やデータではありません。あなたが業務遂行上、物事を判断し意思決定し行動化するのに役立つ知識やデータのことです。その意味で人間の一生は、情報に支配されているといっても過言ではありません。


 あなたが何を食べて何を着ればよいのかということを決めるのは、情報を基にしているからです。また、あなたが学校を選び今の会社へ就職したのも、それを決めたのは情報が基になっていたはずです。
 したがって、『能力開発』とは情報の収集・分析であり、それらをベースとし行動に移すための<知恵>であるともいえます。


 次に価値ある情報はどのような態度で、どこから集めればよいのでしょうか?
 それは「誰からでも学ぶ」という謙虚な態度で<自己啓発>することです。ビジネス活動に役立つ知識を得ようと思ったら書籍・ネットだけでなく誰からでも手に入るのです。その気になればあなたの周りには上司・先輩だけでなく取引先の人をはじめ社外の方からも色々なことが学べる。あるいは教えてもらうことができるということです。ここまでとします。


 ときに、総務省によりますと日本のブログ数は2008年現在で約1,700万件となっていますが、おそらく世界一でしょう。うち一か月に一回以上更新されるアクティブブログは全体の2割の300万件だそうです。 おぼろげな記憶では、SNSのご時世もあり15年前より50万件減少したように思えます。


 とにかくブログはお立ち寄り頂ける方がいなければ<独り言・寝言>になります。そのようなこともあり知名度のない当ブログの貴重なリピーターであるナイス頂いている方およびあなたには改めてお礼申し上げます。


 では、明日が勤務日か休日かは別として良い週末をお過ごし下さい。今週も遊びにおいで頂きありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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『話し方研修』 (81) 「管理者のための 『話し方教室』(はじめに)」

ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 こんにちは。


 ある産業心理学者の調査によりますと、トップマネジメントは活動時間の80%を話し方に費やしているということです。また管理者になると、経営方針・部門方針を職場の末端まで徹底させるだけでなく、管理技法としての話し方のスキルも必要となってきます。それだけ話し方が<ビジネス活動>に大きな影響を与えているといえます。


 ところで、職場で業務上の話をする目的は、突き詰めればその組織の「目的」、「目標」を達成するためのものです。そのために管理監督者は部下に、話そうとする内容をよく分からせ、できれば良い感じを与えてモラールアップを図り「行動」をとらせることが肝要となります。
 この観点に立つと、「上手な話し方」とは、分かりやすく、感じの良い話しの仕方ともいえます。


 言葉というものは自分の<意思・考え>などを相手に正確に伝えるための道具です。繰り返しになりますがいつの時代もビジネスパーソンは、<必要なことを 必要な時に 必要なだけ>話せることは大切なことです。


 でも、どうなんでしょう? SNSのご時世でも単にコトバだけを問題にしていたのでは不十分かもしれません。欲を言えば心も身体も全てを使って話をするという『態度』が必要です。つまり、<全身全霊>で話すということです。以下三点に絞り申し上げます。(続く)



 ここのところ連日の季節外れの暑さが続いています。今日は若干涼しい風を感じますが、特に外勤職場の方は体調を崩さないよう「安全」にも配慮して現場出向なさって下さい。
ありがとうございました。



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『管理者教育』  (131) 「どんな組織でも 創造の産物」

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 こんにちは。昼食はお済ですか。今回はパソコンに読ませての1分半スピーチとします。


 かつてアメリカでは、同一製品だけを4年間作り続けているとその企業は倒産すると言われていたことがありました。物余りの現在、消費者は新しいもの(コト)を求めており、そのため各企業は「新商品開発力」、「技術力向上」にしのぎを削っています。これは御社も同様でしょう。この新商品(製品)・技術力を生み出す源泉は創造力です。
 では、『創造』とはどういうものでしょうか?  


 その定義はお持ちの辞書および辞典並びにビジネス書籍でお調べ下さい。寺子屋として意味付けますと、本来バラバラになっている「一見関連の無いもの(コト)を結び付け(連合)、より有益(よりすぐれた)のもの(コト)を創ること」です。


 創造力は<吸収力(好奇心)・記憶力(基礎知識力)・推理力>が必要となります。また、人事考課がコンピュータへの置き換えが進んでいる現在です。しかし、コンピュータに効率的はともかくとして効果的な「OJT」が出来るわけがなく、最終的な創造力だけは『人間』だけにしか発揮し得ないものと考えます。


 以上の観点から<人・物・金・時間・情報・技術・システム>といった違う性質の経営資源を同様に秩序づけしているのが<経営>です。その意味では官公庁を始めどんな<組織>でもそれは「創造の産物」であるといえます。


 当初ブログ開設時に申し上げたとおり、本来ブログは「主義・主張の場」であり、学問を論じる場ではありません。加えて当ブログでは人前で避けるべき話題としての<政治・宗教・思想>を対象外として更新しています。
 この先は「話し方」のシリーズ記事を終えた後、『創造力の発揮』をテーマにタイトルを替え逐次申し上げていきます。よろしければお時間のある時にお立ち寄り下さい。ご覧頂きありがとうございました。



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