『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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『社員教育』 (104) 「生きがいを明確にして 能力開発に努めよう」

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 おはようございます。


 能力開発の問題を考える場合、会社にとってそれが必要なことであり、能力化を求められているからだという考えの人が多くいます。それは社員として当然の考え方でしょう。
 しかし、能力開発の目的はただ会社が必要だから、会社から要求されるからというだけではありません。単に会社の役に立つからというのでは問題です。何故でしょう?


 社員がその会社で働くのは会社のためだけでしょうか。「三人の石工」を例に挙げ問題提起した通り、そうではないはずです。その社員自身がその会社で働くことによって自分なりの<生きがい>を求めるということではないでしょうか。生きがいの条件は自分の様々な欲求を正しく満たすということです。そうしたことから考えますと能力開発の目的もやはり同じだといえるでしょう。
 つまり、能力開発は義務とか強制でするものではありません。止むに止まれぬ自分の欲求を実現するための手段であり、そこに生きがいがあるという状態が望ましいわけです。


 『生涯教育』という言葉をお聞きになったことがおありでしょうか? 能力開発は生涯の課題であり、目標でありたいものです。これはあなたが生きがいを求めるのであれば当然のことだと思います。
 考えてみますと社員のほとんどは毎日のビジネス活動の中で様々な能力上の問題にぶつかっています。それらは上手く解決できるものもあれば解決できないものもあります。『能力開発』はこうした問題を解決するのにも欠かすことのできないものです。


 コロナ禍で混沌さが続いている公私共に厳しいご時世です。どうかあなたも能力開発に今後とも挑戦し続け、「超高齢化社会」に向けて<生きがい>を見失わないようにしたいものです。


 では、今日も一日安全に配慮しお元気で。ありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


『社員研修』 (103) 「自己啓発は 誰からでも学ぶという謙虚な姿勢で」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。今日は貴重な晴れ間が広がり気持ち良く過ごせます。


 さて、これまで採り上げてきた職場における『能力開発』とはどのようなことをいうのでしょう。それは一面「情報を集めそれを役立たせること」とも言い換えられます。


 では、「情報」とはいったい何でしょう?
 情報は単なる知識やデータではありません。あなたが業務遂行上、物事を判断し意思決定し行動化するのに役立つ知識やデータのことです。その意味で人間の一生は、情報に支配されているといっても過言ではありません。


 あなたが何を食べて何を着ればよいのかということを決めるのは、情報を基にしているからです。また、あなたが学校を選び今の会社へ就職したのも、それを決めたのは情報が基になっていたはずです。
 したがって、『能力開発』とは情報の収集・分析であり、それらをベースとし行動に移すための<知恵>であるともいえます。


 次に価値ある情報はどのような態度で、どこから集めればよいのでしょうか?
 それは「誰からでも学ぶ」という謙虚な態度で<自己啓発>することです。ビジネス活動に役立つ知識を得ようと思ったら書籍・ネットだけでなく誰からでも手に入るのです。その気になればあなたの周りには上司・先輩だけでなく取引先の人をはじめ社外の方からも色々なことが学べる。あるいは教えてもらうことができるということです。ここまでとします。


 ときに、総務省によりますと日本のブログ数は2008年現在で約1,700万件となっていますが、おそらく世界一でしょう。うち一か月に一回以上更新されるアクティブブログは全体の2割の300万件だそうです。 おぼろげな記憶では、SNSのご時世もあり15年前より50万件減少したように思えます。


 とにかくブログはお立ち寄り頂ける方がいなければ<独り言・寝言>になります。そのようなこともあり知名度のない当ブログの貴重なリピーターであるナイス頂いている方およびあなたには改めてお礼申し上げます。


 では、明日が勤務日か休日かは別として良い週末をお過ごし下さい。今週も遊びにおいで頂きありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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『管理者教育』  (131) 「どんな組織でも 創造の産物」

ID:8559fx


 こんにちは。昼食はお済ですか。今回はパソコンに読ませての1分半スピーチとします。


 かつてアメリカでは、同一製品だけを4年間作り続けているとその企業は倒産すると言われていたことがありました。物余りの現在、消費者は新しいもの(コト)を求めており、そのため各企業は「新商品開発力」、「技術力向上」にしのぎを削っています。これは御社も同様でしょう。この新商品(製品)・技術力を生み出す源泉は創造力です。
 では、『創造』とはどういうものでしょうか?  


 その定義はお持ちの辞書および辞典並びにビジネス書籍でお調べ下さい。寺子屋として意味付けますと、本来バラバラになっている「一見関連の無いもの(コト)を結び付け(連合)、より有益(よりすぐれた)のもの(コト)を創ること」です。


 創造力は<吸収力(好奇心)・記憶力(基礎知識力)・推理力>が必要となります。また、人事考課がコンピュータへの置き換えが進んでいる現在です。しかし、コンピュータに効率的はともかくとして効果的な「OJT」が出来るわけがなく、最終的な創造力だけは『人間』だけにしか発揮し得ないものと考えます。


 以上の観点から<人・物・金・時間・情報・技術・システム>といった違う性質の経営資源を同様に秩序づけしているのが<経営>です。その意味では官公庁を始めどんな<組織>でもそれは「創造の産物」であるといえます。


 当初ブログ開設時に申し上げたとおり、本来ブログは「主義・主張の場」であり、学問を論じる場ではありません。加えて当ブログでは人前で避けるべき話題としての<政治・宗教・思想>を対象外として更新しています。
 この先は「話し方」のシリーズ記事を終えた後、『創造力の発揮』をテーマにタイトルを替え逐次申し上げていきます。よろしければお時間のある時にお立ち寄り下さい。ご覧頂きありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


『管理者教育』  (129) 「部下には機会を捉え 御社の収益性と社会性の 再徹底を」

研修講師


 こんばんは。家族団欒の夕飯はお済ですか?


 さて、どこの会社にも明文化しているかどうかは別として、その企業なりの目的および目標があるでしょう。それは総論的な言い方をすると「収益性」と「社会性」です。
 つまり、儲けることと世の中の役に立つということが目的のはずです。そこで、こうした<目的・目標>を達成するために、企業は具体的な組織をつくり仕事の割り当てをします。


 組織とは単に人が大勢集まっているということではありません。目的を同じくしてサッカー場・野球場や競馬場に人が何万集まっても、これは組織とは言いません。単なる観客あるいは群集です。
 また、コンプライアンスが重視されガバナンスが強化される時代、儲かりさえすればどんなことをしてもいいというものではありません。儲けることと同時に世の中の役に立つということも大事なことです。
 つまり、組織とは共通の目的・目標を持ち、一定の仕組み(役割分担)を持って意欲的に目的、目標達成のために活動している集団ということです。


 従業員の所属組織への『忠誠心』は、終身雇用が確保されないこともあり企業全てに当てはまらないものの希薄化しているように見聞きします。このことは転職が特別視されない現在ほどではないにしても、ネット社会になる前のサラリーマンが日本的経営の3本柱に守られていた頃から問題視されていたことで格別新しいことではありません。加えて昨年から降って湧いたようなコロナ禍の厳しい経営環境のご時世です。
 それでも経営者には社員とその家族の生活が託されています。仮に中堅企業一社が経営不振を招くと、協力会社の連鎖倒産を引き起こしかねません。


 したがって、会社を発展させ利益を確保するために管理者はリーダーシップを発揮し、レンズで〝焦点わせ〟をするように職場構成員のベクトルを合わせをし一致協力させる必要があります。また、会社の利益追求は社員・出資者だけでなく社会のためでもあることを部下には理解・納得させることも必要でしょう。


 事実に基づかない粉飾決算は犯罪です。しかし、企業会計原則に則り「合法的」に内部留保を図ることは問題ないでしょう。それでも各企業毎の事情はあるものの、『健全な企業』には正しい会計処理で利益を確保し『法人税』を納めることで<社会還元>できる財務体質の強化が期待されます。
 したがって、社長の分身としての〝多面的役割〟のある管理者は、専門分野だけでなくキャッシュフロー計算書をはじめ財務諸表など「会社の数字」に疎いでは済まないように思えます。


 健全な企業の存在と活動は、世の中の役に立っているからこそ<永続企業(ゴーイングコンサーン)>として生き残れると決めつけることはできません。しかし、管理者は先駆者が築いた御社の灯を絶やさないためにも、組織の<目的・目標>を職場の末端まで徹底させ具現化を図る姿勢が殊のほか肝要なことだと考えます。このご時世を勘案して<上役・下役・ご同役>のあなた(貴方・貴女)のお考えはいかがでしょう?


 では、週明けの明日からも気持ちの良い朝のスタートが切れるよう、ぐっすりお休み下さい。ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


『社員教育』 (78) 「失敗しても却って信用される 報告の仕方」

ID:8559fx


 おはようございます。サブタイトルについてこれまでを振り返り、以下箇条書きします。


1.先ずは報告し、上司の判断を仰ぎましょう。
  誰の失敗も外部からみれば会社の失敗ということになります。また、上司からみれば 
 部下の失敗は、結果的には上司の責任でもあります。「叱られては?」と消極的姿勢にな
 り、かつ評価が下がることを恐れていては、あなたの信用を落とすだけです。
  『便りがないのは良い便り』はあくまでプライベート面で許されたとしても、「悪い報
 告」ほど早くがビジネス現場の『原則』です。


  従って、「事実」を歪曲せず正確に報告しましょう。大事なことなので繰り返します
 が、隠したり嘘をついたりしてはいけません。
  コンプライアンスが重視される時代、過去を見るとそのため却って問題が大きくなり収
 拾がつかなくなることがあるからです。


2.人間ですから、失敗は当然誰にもあることです。
  失敗は組織と同じく、活動しなければ発生しません。失敗は「成長への授業料」とも言
 われます。同じ失敗を二度・三度と繰り返さないように気を付けましょう。
  ここで強調したいことはケアレスミスは別として、必ず現状を分析しそれは何故生じた
 かの原因を追求し、手を打つことが殊のほか肝要なことです。


3.自信を失わないようにしましょう。
  一度の失敗で自信を失ってはいけません。仕事への取組み姿勢が消極的にならないよう
 ず、失敗は、「成長への踏み台」だと前向きに考え、周囲に迷惑をかけたことを、他の面
 で取り戻すよう努力しましょう。


4.言い逃れのため責任を他人に転嫁しないようにしましょう。
  失敗をして他人のせいにするのは卑怯であり、職業人としては失格です。「仲間が協力
 してくれなかったので・・・」と他人を責める前に、どうして協力してもらえなかったか
 について、自問自答して見る態度が組織人としては大切な姿勢です。


 暦上では冬至が過ぎ一歩ずつ春に向かい始めたとは言え、この先寒さ本番が待ち構えています。家庭でも仕事と同じく早め早めに手を打ちましょう。ありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼ 」)